タノシイコト

女性にオススメしたい少年料理マンガ━━「食戟のソーマ」がアツい!

soma_comics

いまさらですが…祝☆2015年4月アニメ化決定!

soma_comics

『食戟のソーマ』

著者:附田祐斗(原作)/佐伯俊(画)/森崎友紀(協力)

いまさらな話ですが、アニメ化が決定しましたね。毎日放送、TBS系列の深夜番組「アニメイズム」枠で、4月から放送が始まるようです。
…ということで、夜勤のお伴にいかがでしょうか、今(個人的に)最もアツい料理マンガ「食戟(しょくげき)のソーマ」を予習しちゃいましょう!

あらすじ━━━華麗なる美食バトルを「さぁ、おあがりよ!」

soma00

主人公はこの人「幸平創真(ゆきひらそうま)」。父親と二人で下町の定食屋「お食事処ゆきひら」を切り盛りする中学3年生です。卒業したら本格的に店に入り、やがては父を越える料理人になるのが夢。
ところが、お父さんの気まぐれでしばらく店を閉めることになり、突然ある料理学校への入学を命じられます。この学校がもうスゴイのなんの。
徹底した競争による教育方針で、無能と凡夫は容赦なく切り捨てられる。1年生の進級率は約1割、卒業ともなると片手で足りるほど。在籍実績があるだけで料理人としての箔がつき、卒業すれば一生スターシェフとしての道が約束されるという国内屈指の超絶名門校━━━その名は「遠月茶寮料理學園」。
今さらお金を払って料理を習いに行くなんて…、とバカにする創真も「その学園で生き残れないようじゃあ、俺を越すなんて笑い話だな」と笑う父に煽られて、遠月の門をくぐることになります。

いろんな意味で「料理が全て」という特殊な環境、そして個性的なライバル達の存在に刺激を受けながら、持ち前の「現場の対応力」で、次々と襲いかかる様々な試練に挑んでいく…というのが大まかな話の流れですね。

ちなみに、タイトルの「食戟」とは、遠月學園伝統の「料理による一騎打ち」のこと。挑戦者はお互い、相手に見合った「対価」を差し出し、負けた方は全てを失う、まさに一発逆転を賭けた真剣勝負。この辺ものすごく「あぁ、ジャンプだなぁ」って感じがします。ビバ努力・友情・勝利。

女子にもファン急増中!そのポイントを(勝手に)予測してみる

熾烈な環境で綺羅星の如く輝く「闘う女の子」が大活躍!

現実でもいまだ「男尊女卑」の傾向が強いと言われる料理の世界を舞台に、高校生ながら美食のプロ達を唸らす女の子達が、このマンガには多く登場します。もう全員紹介したいくらいなのですが、グッと堪えて絞って、ヒロイン格の二人がこちら。

soma_heroine

薙切えりな(なきりえりな・左)は、学園総帥の孫娘であり、幼少の頃から日本中の有名店の味見を依頼されてきた「神の舌」の持ち主。史上最年少で学園の最高決定機関に名を連ねるなど、味覚と料理に関する逸話は数知れない天才少女です。
創真にとっては目指すべき高みであり、超えるべき壁的な存在…どうでもいいけど、16歳でこのルックス&プロポーションは反則だと思うのですが。

一方、田所恵(たどころめぐみ・右)は創真と同じ寮で腕を磨く東北出身の女の子。あがり症が祟って何度も退学の危機に瀕してきた、いわゆる「落ちこぼれ」として登場します。
高等部から編入してきた創真との出会いでメキメキと腕を上げ、常に「食べる側」のことを第一に考える「心遣いの精神(ホスピタリティ)」を武器に、いつしか誰もが一目置く料理人へと成長していく…のは、まだまだこれから。

ちょっと現実離れし過ぎな感はありますが(マンガだしねぇ)何かに対してひたむきに向き合って描かれる女の子達の姿は、この作品の大きな魅力のひとつだと思います。みんな可愛いし。

物語を彩る豊富な食の豆知識&コミック書き下ろしアレンジレシピ

soma_reshipi

作中には和洋中様々な料理が登場します。それこそ、ふりかけご飯から、本格フレンチに至るまで幅広く。食材が料理になっていく過程を読み進めるだけでも充分面白いのですが、その中に散りばめられた専門用語や、調理の手法などに注目してみるのも楽しいかもしれません。

また、単行本には書き下ろしで、登場した料理の簡易レシピを掲載しています。手に入りにくい材料は別の材料や、市販の調味料などで代用しているので、思わずおウチで試してみたくなることウケアイ!
簡単か、といえばそうでもないというのが本音ですが。

ツッコミどころ満載!パターン豊富な“美味しい♡”のリアクション

一番の特徴というかオススメどころというか笑いどころというか、このマンガの見どころといったらコレに尽きる。調理シーンがあれば当然、実食シーンもあるわけなのですが、これがもう…いろんな意味でヒドイんです(笑)

soma_oishi

もうね、絶対これテレビじゃアウトだろって感じのお色気から、誰得なおじいちゃんの“おはだけ”(ちなみにこの人が學園総帥)、定番のコスプレはあるし、別のマンガがちょっと入っているのもありますね(いいのかなぁ…)
何というか、やりたい放題。なぜ脱ぐ。
このあたり、ジャンプも随分とおおらかになったなーと思います、はい。

本誌でも新章突入で好評連載中、これからも目が離せません!

いかがだったでしょうか。思うまま、偏ったままつらつらと愛を垂れ流してきましたが、こんな感じのマンガ、というのはおわかりいただけたでしょうか。
何か、女の子のことばかり書いてたような気もしますが、男子は男子で創真をはじめこれまた美少年ばかり、腐女子狂喜のラインナップ。
どこから切ってもオイシイ、全力でオススメしたい一冊です。本屋さんで見かけたら是非手に取ってみて下さい、あ、ネカフェもいいですね。

今からアニメの期待値もMAXです。続報を正座待機しているところなのであります。

サブコンテンツ

このページの先頭へ