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夜勤の多いママさんナース必見!【子どもの心を強くする】4つの行動

家族

夜間勤務のナースのみなさん、こんな経験ありませんか?

  • 出勤しようとすると子どもが泣いてしまう
  • 子どもと離れるとき自分を責めてしまう

看護師業についている親族や友人に聴くと、お子さんを持つ多くの人が一度は悩んだことがあるようです。
そこで、こんな不安に陥ってはいないでしょうか?

「子どもと過ごす時間が少ないと子どもの成長に悪いのではないか」
接する時間が少ないと子どもが不安を抱きやすいのは事実です。
しかし、子どもと一緒にいる際の時間の過ごし方次第で、過ごしている時間の長短など関係なく、とても強い絆を築くことができますよ。
そして、夜勤くらいではへこたれない子どもになります。
夜勤でそばにいられない分、密度の濃い時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?

子どもの心が強くなる4つの行動とは

約束で「心の中のママ」を育てる

家族あそび
出勤前に子どもが泣いてしまうということもあるかもしれません。
もっとママと遊びたい・離れるのが不安など、さまざまな気持ちが原因となっていると思います。
すぐに泣きやむ方法ではないのですが、子どもの「不安と不満」を取り除くとても良い方法があります。
それは、「約束を守る」というママに対する信頼性を築くことです。

  • 一緒に本を読む
  • お話しする時間を作る
  • 一緒に遊ぶ

など、ママと過ごす時間を約束し、帰宅後に必ず実行する習慣をつけてみてください。
すると、子どもの心の中では劇的な変化が起こります。
心の中にママの声を投影して、ママとの約束を信じて安心しながら待てる子どもになれるのです。

約束を必ず守ると・・・
子どもは大切にされていることが伝わります。
         ↓
子どもの情緒は落ち着き、精神的にタフな子どもへと成長します。
=「心の中のママ」と一緒に過ごせるようになるのです。

今すぐにママと遊べなくても、後で必ずお話しできるから大丈夫と、心の中のママの存在に勇気づけられながら、ママの帰りを安心して待てるようになります。

子どもへの信頼感を表現してみませんか?

信頼
お子さんと一緒にいるとき、お子さんへの信頼感を表していますか?
子どもを心から信頼していても、親が思っているようには伝わっていないとことがよくあります。
子どもが信頼されていると感じるのは、例えば仕事を任された時などです。
そこでおすすめなのは、日常的に家事をお手伝いしてもらうことです。
大好きなご両親に認められたいと思っている子どもたち。
ママのお手伝いをすることで、自分の力量を認められていると肯定感が感じられます。

子どもに家事を頼むうえで心がけたいのはこの5つのこと

  1. 大切な仕事だからこそ、子どもに頼んでいることを伝える
  2. 子どもが手伝いを終えたら、きちんと感謝の言葉を口にする
  3. 手伝いが楽しいと感じられるように、楽しい雰囲気で行う(義務にしない)
  4. ママの作業と関連のあるお手伝いを頼む
  5. 急いでいないことを頼む

調理中なら、お皿を出してもらう・ダイニングテーブルを拭いてもらうなど、お子さんに任せてはいかがでしようか?
ただし、家事を無理強いしては本末転倒です。
お手伝いが楽しい、頼られていると感じることで、「ママに必要とされている安心感」が子どもに芽生えます。

自宅で眠る日は、カンガルータイム

カンガルータイム
カンガルータイムというのは、子どもとママがゆっくりお話をする「就寝タイム」のことです。
小さい子どもはもちろんのこと、なかなか甘えられなくなったお兄ちゃん・お姉ちゃんにも、とても効果的な方法です。
日頃一緒にいる時間が少ない子どもは、甘えたい・ママを独占したいと思っているものです。
夜勤のない日は、お子さんと同じお布団に入って、少しお話ししてみませんか?
日頃、なかなか甘えられない子どもも、添い寝しているだけで、満たされるようです。
子どもはいくつになってもやっぱりママが好き。
口に出せない子どももいるので、寄り添って思いを聞いてあげたいですね。

心を読み取るシール交換日記

スマイル
「うちの子はまだ小さいから、交換日記なんて無理」だと、思うママもいらっしゃるかもしれません。
シール貼りが得意になる二歳前後は、言葉が未発達でも想像以上に感情は豊かです。
さらに、言葉が上達していく三歳以降も、すべての感情を言葉にできているわけではありません。
未就学の子どもたちにとって、上手く思いを伝えようとしてもなかなか言葉にならないこともありますよね。
そんな時には、顔の表情を活かしたシールなんていかがでしょうか?
笑顔・怒り顔・泣き顔。
それぞれのシールを用意して貼ってもらうと、シールの表情をきっかけに子どもの思いや複雑な気持ちに耳を傾けてあげることができます。
心の中の複雑な思い、寂しさをこまめに消化してあげることで、不安や恐れが解消されていきますよ。

まとめ

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離れて仕事をすることで、子どもは別離不安を抱いて泣くかもしれません。
特に夜には、疲れと暗闇の恐怖感からより過剰に泣いてしまう子どももいると思います。
自分が夜勤をしているから、子どもが寂しい思いをしてしまい、将来に悪影響が出るのではないかと考えるママもいらっしゃるかもしれません。
上に挙げた行動を参考に、お子さんが安心できる環境を作ることができたら、心配しなくてもいいのではないでしょうか?
子どもは、安心感と信頼感を心に保っていられたら、不安を追い出す強い心を持てるようになります。
「今いなくても、ママは必ず帰ってくる」
「帰ってきたら、ママと一緒に遊ぼう」
そんな風に思えるようになります。
自分が大切にしてもらっていると感じることで、子どもの心の中に「いつも一緒にいるママのぬくもり」を保ち続けることができます。
ママが必要ない子どもに成長するのではなく、
「いつも心の中にママがいる」タフな子どもに育つのです。

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