立ち仕事で顔までむくむ？忙しい看護師さんもできる簡単リンパマッサージ

朝、鏡を見た時に「顔がむくんでいる」と感じる事ってないですか？
仕事に追われる日々を送っていると、つい自己メンテナンスの手を抜いてしまう事もありますよね。

でも、実はその「顔のむくみ」、要注意なんです！
リンパの流れが滞っているかもしれません。そのままにしておくと、「しわ」や「ほうれい線」になってしまう事も…。

そんな忙しい働き女子のために、毎日のスキンケアの時に簡単にできる「リンパマッサージ」の仕方をご紹介します。

リンパがドロドロになる原因

1. 運動不足

血液やリンパ液は、筋肉を動かすことで流れます。運動をしないとリンパ管に圧がかかることが少なくなり、流れが滞ってしまいます。
普段、座ってばかりなのに足がむくんでしまう事がありますが、それはリンパが原因なのです。

2. 冷え性

体温が低くなると、血液の流れも悪くなります。血液の循環が悪くなると、リンパも影響を受け、流れが悪くなってしまいます。

3. ストレス

自律神経に悪い影響を与えるストレス。自律神経は血液の流れをコントロールしているため、ストレスを受ける事で血管は収縮・筋肉は緊張し、リンパの流れが悪くなります。

リンパマッサージがアンチエイジングにつながる仕組み

リンパとは、全身に網の目のように張り巡らされている「リンパ管」、
その管の中の流れている「リンパ液」、
鎖骨やわきの下などにある「リンパ節（リンパ管の中継点）」、
これらを総称したものをリンパ・リンパ系といいます。

出典：日本リンパ美容健康普及会

心臓から送り出された血液が、栄養や酸素を運ぶのに対して、リンパは体内で不要になった老廃物や疲労物質を回収して運ぶ役割を果たしています。リンパの流れが悪くなると、細胞に水分や老廃物がたまってしまい、むくんだ状態になってしまうのです。

リンパマッサージで、体内の滞った水分と疲れ物質（老廃物）をリンパ管から、静脈へ向かって流すことで、むくみ解消だけでなく、アンチエイジング効果にもつながります。

リンパマッサージは、滞ったリンパを優しく流す簡単セルフエステ。
「難しい技術」も「力」もいりません。
クレンジングをしながら・乳液をつけながら、簡単にマッサージをすることができるのです。

リンパの流れに沿ってマッサージしてみよう！

準備するもの

• クレンジングオイルや乳液

（日々のスキンケアで使用しているものでＯＫ！）

マッサージの前にしておくこと

• 水をコップ一杯飲む

リンパ液の濃度が薄まり、流れが良くなります。
必要な水分をしっかり全身に行き渡らせ、老廃物を尿で排泄することが大切です。

• 入浴中・入浴の後に行う

体があたたまり血行が良くなっているため、リンパの流れがマッサージに最適な状態になっています。



• リラックスした状態にする

リラックスをするとリンパが緩まります。
気分が落ち着く音楽を聞いたり、アロマをたいたり、自分に合ったリラックス環境を作りましょう。

注意すること

顔はとてもデリケートです。
あまり力を入れ過ぎにないようにして、やさしいタッチでマッサージをしましょう。
皮膚を強く引っ張るようなことはせず、肌表面をそっとなでるくらいの感覚でマッサージします。

～リンパマッサージをしてはいけない方～
・妊娠中の人　・お酒を飲んでいる人　・心臓病や糖尿病、高血圧の人　・骨粗鬆症の人　・皮膚病がある人

アンチエイジング効果がある顔ツボを知る

回数の目安…1つの箇所を3回～5回

手順

1. おでこ

印堂を押し、内側から外側に向かって流します。

2. 目元

晴明を押し、瞳子りょうに向かって流します。

3. 鼻

迎香を押し、耳へ向かって流します。

4. 口元

承漿から地倉を通り、耳の後ろへ流します。

5. フェイスライン

あご先からこめかみに向かってフェイスラインの上側をさすり上げ、続けてフェイスラインの下側をさすってあご先に戻ります。

6. 首

上から下へと流します。デコルテは外側へと流します。

7. 沈静

最後は両手のひらで顔全体を包み込み、沈静させましょう。

まとめ

いかがでしたか？

お金や時間がかかるイメージがあるアンチエイジングも、スキンケアのタイミングを
利用したリンパマッサージなら、お金をかけずに今すぐはじめることができます。

お休み前のマッサージで、翌朝はむくみのないスッキリとした小顔で目覚めたいですね！