ビューティー&ヘルス

原因がわからない患者さんの体調不良は「スマホ依存症」の可能性あり

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「ネットづけのスマホ依存症が増加している・・・!?」と聞くとドキッとする人は多いのではないでしょうか。

朝起きてからランチや休憩時、就寝時までスマホでSNSのチェックが習慣になっている方も多いのでは?

【ソーシャルメディアの年代別利用率】

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引用元:総務省│平成26年度版 情報通信白書│ICTの進化によるライフスタイルの変化

10~20代の若い世代の利用率が圧倒的に高いですが、フェイスブックやLINE・TwitterなどのSNSや色んなアプリが浸透してきた今、スマホは若い世代だけでなく30~40代の働く女性の生活にも欠かせないツールとなりつつあります。

スマホ依存になるとどうなるの?

女性はコミュニケーション能力が高い分、SNSにのめり込みやすい傾向にあるようです。
スマホも過剰利用すると色んな悪影響が出てきます。

美容・健康面

スマホ使用時の猫背姿勢で血行不良・頭痛・肩こりが起こりやすくなります。
自律神経失調症を引き起こすことも。
スマホの小画面を凝視することにより眼精疲労が生じやすくなります。
スマホを操作する下向きの姿勢を長時間続けると、老廃物が滞ってリンパの流れが悪くなります。顔のたるみやシワを増やす原因にも。
スマホが放出する電磁波が体内に影響を与えることも気になるところです。

メンタル面

「繋がる楽しさ」から始めたSNSのはずなのに、のめりこむといつしかネットが自分の居場所のように感じ、反応が気になってしまう。
SNSのお付き合いが気がかりになり、プライベートの人間関係や仕事のストレスに加えて、ネット上でも人間関係に悩まされて、心身共に疲れ切ってしまう。他人の投稿を見ては一喜一憂したり、幸せに嫉妬したりと感情の浮き沈みも激しくなります。

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【こんな症状があったらスマホ依存症かも】

①食事中にスマホ(ネット)をみていることが多い② 電波が届かない(届きにくい)ところには行きたくない③ 家族や目の前の人と会話せず、スマホのチェックに没頭する④ 着信していないのにも関わらず、着信音が聞こえたような気がする⑤ Facebook等に書き込むネタを作る為に行動することがある⑥ もしSNSがなかったら人間関係がなくなると感じることがある⑦ 会議や宴会中もFacebookやTwitterが気になり、スマホをチェックしてしまう⑧ 時間の浪費になるのでやめようと思うが、やめられない

引用元:脱ネット依存!「デジタルデトックス」で自分の時間を見つめ直そう!-Peachy-livedoorニュース

上記①~⑧のうち、5つ以上当てはまれば要注意です!

やめようと思えばやめられる状況なのに、SNSでの人間関係が気になってしまってリアルの人間関係よりもSNSの繋がりに重点を置いてしまっているとスマホ依存と言えるのかも。

スマホに依存しがちな生活を見直す必要があるかもしれません。

プチデジタル・デトックスのススメ

SNSはいわば「非現実なバーチャルな世界」であり、「リアルな現実の生活する世界」とは違うもの。それを念頭に置いた上で、ネットから一定時間距離をおく時間を設けるように心がけてみてはいかがでしょうか。

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「デジタル・デトックス」という言葉を最近よく耳にしますよね。あえてデジタルから離れて、疲れた心と身体を癒して、ネット依存から回復させるもの。

アメリカでは半強制的にスマホ・PCから離れる「デジタル・デトックスツアー」なるものもあるそうですよ。
でも日常的に意識をして気をつけるだけでもスマホ依存の時間は減らせると思います。

【プチデジタル・デトックス】

・夜はスマホの電源をオフにする
・食事中はスマホをさわらない、ゆっくり食事を楽しむ
・映画館やコンサートなど一定の期間電源をオフにしないといけない予定を入れる
・思いきってスマホを置いて外出してみる(もしくは持っていても電源をオフに)
・休日はきっぱりSNSも休日にする
・思いきって電波の届かない自然と触れ合える所に外出してみる
・不要なアプリを削除する
・SNSを最小限にする
・ネットの使用目的をはっきりさせて、ダラダラ使用はやめる

私も夜寝る直前までスマホをみていました。
ふと夜中に目が覚めた時にまたスマホが気になってのぞいてしまう。目が冴えて眠れなくなり、翌日はもちろん睡眠不足ですし、目も疲れて仕事に支障をきたすことも・・・。

自分と向き合う時間を大切に

私はまず「夜はスマホに触らない・電源をオフにする」ということから始めてみました。

夜スマホを触ることをやめると、時間がたっぷりあることに気付きます。
その分の時間を、その日の気分で自分のしたいことに費やしてみました。

☆ 普段怠りがちなスキンケアやボディケアを念入りに
☆ ホットワインやハーブティーで体を温める
☆ アロマオイルを活用してリラックス&安眠効果を高める
☆ ヨガやストレッチ・腹筋などの軽い運動をする
☆ 1日1行でいいので日記をつける
☆ 積んだままにしていたお気に入りの作家のエッセイや小説を読む
☆ ファッション雑誌でトレンドをチェックし、欲しい物リストを作る

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夜スマホの電源をオフにしただけでも、今まで時間に追われて出来なかった色んなことができます。

就寝前に心穏やかな自分だけの癒しタイムを持つことで安眠もできるようになりました。

「プチデジタル・デトックス」は無理なく自分が今できることから実践してみるといいと思います。

今までスマホに費やしていた時間をちょっとだけ減らして、自分の生活や時間と向き合うことで感情をコントロールする力が戻り、些細なことでイライラすることも少なくなるかもしれません。

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