人間関係に疲れていませんか?ブレない自分を見つける9つのヒント
こんにちは。一ノ瀬ねむです。
「自分が空回りしている気がする」
そんな風に感じた事ってありませんか?
学校・会社・家庭・親社会―
年を重ねるにつれ、増えていく様々なコミュニティ。
子どもの頃は、好きな相手を選んで付き合う事もできましたが、大人になるにつれて
考えや価値観が違う人たちと、うまく折り合いをつけていくことも必要になってきます。
しかし、相手の顔色をうかがってばかりいても、自分を見失っているように感じる事もあります。
私自身、人付き合いに思い悩む事がたくさんありました。
今まで出会ってきた人の中で、自分らしさを保ちつつ、周りから必要とされている魅力的な人と出会うことがありました。
―無理をして人に合わせながら、空回りしている気がする自分
―自分らしさを持ちながら、周りから必要とされている魅力的な人
その違いはなんだろう?
最近、こちらの本を読み、あらためて考える機会になりました。
「目立たなくても本当に必要とされる人になる小さなコツ」
(野澤卓央著/大和出版)
なぜ、「空回りしている」と感じてしまうのか?
「誰かに認められたい」「あの人から魅力的だと思われたい」
「周りの人から『また会いたい』と思われる人になりたい」
と、人によく見られるために、自分を取り繕い、相手の気持ちに合わせて自分を変えていたら、いつまで経っても自分を高めていくことはできないかもしれない。
それどころか、自分らしさを見失い、心が疲れてしまう。
まさに自分が陥ってしまっていた状況だと感じました。
- 本当の自分と向き合わずに、相手の顔色ばかりを気にしてしまう
- 自分を取り繕って親しくなった相手とは、次第に疲れを感じてしまい関係を長く続けることができない
- 有能な人と自分を比べ、自信を失ってしまう
人に認められたいと思い、実力以上に自分をよく見せようとしている人に、「また会いたい」とは思いません。
頭ではわかっていても、相手の顔色を気にしてしまう自分がいました。
では、空回りせず自分らしさを保ちながら、必要とされる人になるにはどうしたらいいのでしょうか?
本の中では、著者が同じように悩んだ実体験に基づくエピソードと、色々な立場にある人たちのリアルなお話が紹介されています。
それはとても心に響くものでした。
人付き合いに疲れていた私の背中を、そっと押してくれることになった、
9つのヒントをご紹介します。
「本当の自分の居場所」を見つけるための9つの事
- 自分のことを知る
- 「好かれたい」にとらわれない
- 自分の言葉とおこないを一致させる
- 相手をジャッジしない
- 自分の正しさを証明しようとしない
- 健全で前向きな批判ができる
- 悪口や、人が不利になる噂話をしない
- 決断を自己責任だと思う
- 目の前の事に一生懸命取り組む
人は、理想の自分を本当の自分だと思い込んでしまうところがある。
現実をよくしたい、本当に成長したいと思うなら、現実のうまくいかない自分を認めること。現実の、『できていない、ありのままの自分』を認めることで、一歩ずつ成長させていくことができる。
自分と人を比べ落ち込む必要がない理由、それは「他人と自分の輝く場所は違う」から。
人の気持ちは移ろいやすい。ちょっとしたきっかけで変わる評価を気にする必要はない。
人からの評価は、その時そう見えたに過ぎない。そんな移ろいやすいものを気にするより、大切なのは自分がどうあるか。
人に認められたいからと思って、相手に気に入られようとするのではなく、
自分が、自分を認める言動をとれる人になること。
行動で見せるより、言葉で言う方が簡単。だから言葉が先走ってしまう。
行動より言葉が先走っていると、信用されなくなっていく。
自分が率先して行動で見せ、言葉とおこないを一致させることで、意見を聞いてもらえる人になっていく。
相手の事を思っているようで、実は自分の価値観を押しつけようとしてしまっている事は多い。世の中にはいろいろな人がいて、人と自分が同じであることはない。
これが正しいという枠を外し、あるがままの相手をみることが大切。
相手と共感することではなく、自分と違うところを理解することから、良い人間関係は始まる。
人は理性を働かせることができないと、自分の正しさを証明したいという無意識の衝動にかられてしまう。
自分の意見を相手にぶつけたり、心の底で否定してしまうと、『言い争うことを好む人』になってしまう。
なぜか周りの人とうまくいかないとき、不必要な意見を持つ癖がないか、自分に目を向けてみることが大事。
自分の意見と違うからといって反対するのはただの批判家になってしまう。
『こうした方がさらによくなるのではないか?』
というメリットのある代替案を用意する。
そして代替案を用意したときだけ発言するようにすると、いろいろな人から相談される大切な存在になれる。
人の話や噂には尾ひれがつく。
本人に聞かれていない場所であっても、絶対に言わない方が良い。ちょっとした心配ごとだったものまで、悪意のある陰口に化けて、言われた本人のもとに届くもの。
結果的に自分を悪い状態に追い込んでいることにつながる。
「陰口を言わない」ことで、人から信頼され、人間関係にも恵まれるようになる。
何か決断するとき、人の言うことを聞いたら、
恨まなくていい人まで恨んでしまうときがある。
人生は決断の連続。何かを決めるとき、途中までは人に頼ったり参考にすることはできるが、最後の決断は自分が心から信じたことをする。
自分の才能はなにかを見つけることは難しい。
目の前のことに一生懸命取り組むと、周りの人が、自分でも想像できないような
「自分が役に立てる場所」に気づかせてくれることがある。
自分が何に向いているか、いくら探してもわからないとき、
好ききらいに関係なく、目の前にある事を燃え尽きる程必死でやってみることが、一番の近道になる。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「目標を持って仕事や物事に取り組み、社交的で行動力もある」
そんな目立つ人が、まわりから必要とされているように感じることは多いと思います。
しかし、人はひとりとして同じではないということ。
それぞれ輝く場所があることを知れば、人と自分の違いに落ち込むのは間違っていることだと気づく事ができます。
目の前にあることに一生懸命取り組み、自分にできることを続けながら、
「誰か」から求められる人になろうと思うことができました。
他の人と違うこと。
それは、自分を知り、自分を活かす場所を見つけるためのチャンスになるのではないでしょうか。
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