忙しいパパの子育て術!子どもとの距離がグッと近づく5つのこと
こんにちは。一ノ瀬ねむです。
今年の春、我が家の環境が大きく変わった出来事がありました。
主人が会社で異動になり、転勤にともなう引越しをしました。
今までは残業も少なく、土日祝日が休みでしたが、異動後は帰宅が深夜。
子どもの休日はほとんどが出勤になり、パパが子どもと過ごす時間が大幅に減ってしまったのです。
今までは家族で過ごす時間が多かったため、それが当たり前のように感じてしまっていたことに気づきました。
今回の生活の変化は、子どもと過ごす時間を見つめ直す機会になりました。
パパたちの苦悩「忙しくて子どもと接する時間が足りない」
仕事が忙しくて、家族と過ごせる時間が少ないというパパは多いと思います。
実際に、子どもとの時間についてのパパたちの悩みを示すデータがあります。
パパが考える理想と現実の結果に差があることからも、
「時間さえあれば、もっと育児に参加したい」と考えているパパが多いことがわかります。
そして、今回の家族の生活の変化で感じたことは、
家族との時間が取れなくなってしまったことに対して、パパが申し訳なさそうにしていることでした。
確かに、家事や子育ての面で、主人にお願いできることは限られ、私の負担は一気に増えました。
しかし、主人は好きで深夜まで働いているわけではありません。
家族のために、自分の身をけずって働いてくれているのです。
仕事に大幅に時間を取られると、どうしてもそのしわ寄せは、パートナーへの負担となります。
しかし、そこで大変さを比較していても、なにも良い結果は生まれないと思うのです。
お互いの状況を理解し合い、相手を思いやることが必要だと感じました。
子どもとの時間は、量より質
いくら時間があっても、ゲームばかりしていたり、子どもの話を上の空で聞き流していたら、子どもと良い関係を築けているとは言えません。
限られた時間の中で、パパの存在感をしめしていくためには、
いかに家族との時間を充実させることができるかだと思いました。
家族との時間が減ったことで、子どもへの対応について主人とよく話すようになりました。
ついマイナスな部分に目がいってしまいますが、子どもと過ごす時間が減ったことは、悪いことばかりではないと思うのです。
それは子どもたちの反応を見ていて気づかされたことであり、学んだことでもありました。
時間がないからこそ、家族にできる5つのこと
- 意識を集中して子どもの相手ができる
- 子どもの成長に客観的な視点で気付くことができる
- 自然と子どもの「自立」が培われる
- サプライズでの「子どもの笑顔」が自分へのご褒美にもなる
- 未来に目線を向けることができる
頭の片隅で仕事のことや他のことを考えながら子どもと接してしまうと、上の空になってしまうことがあります。
一緒に過ごせる時間が貴重だと意識することにより、パパも子どもと遊ぶことを真剣に楽しむようになりました。たった30分でも集中して遊んであげるだけで、子どもはとても喜びました。
「今日はパパがトランプしてくれたんだよ」と寝る前に私に話してくれるくらい、
楽しい時間として子どもの心に残ったようでした。
子どもとの距離が近いママは、子どもの悪いところが目につくようになってしまいます。
注意する部分ばかりが気になってしまって、子どもの一面を見逃してしまう事がありました。
ふれあえる時間が少ないパパは、ママとは違った距離感で子どもを見ることができるというメリットがあると感じました。
子どもを怒っているとき、パパの冷静なひと言でハッとする瞬間が増えました。
時間がないことで、パパはヒントやポイントだけを与える存在になります。
普段から寄り添っていると、子どもが自分で答えを見つけるように距離感を保つことは難しいことだと思います。
忙しい状況だからこそ適度な距離感が生まれ、一から十まで全てを教えこまないことで、子どもが自分で物事に取り組む気持ちが育まれたように感じました。
仕事でクタクタに疲れて帰宅し、子どもの寝顔を見て就寝するだけの生活ではパパも張り合いがでませんよね。
忙しい日が続いた時、子どもが欲しがっていたオモチャやお菓子を買って帰ってくる日がありました。「誕生日でもないのに!」と口をだしたくもなりましたが、予想外のプレゼントをもらった子どもの笑顔は、パパにとっては何よりの仕事への活力になっていました。
心から喜んで素直に感謝する子どもを見ていると、たまになら目をつぶってあげようと思えました。
子どもとの時間が取れない期間が長引くと、どうしても不満はつのってしまいます。
「今回の仕事が終わったら、来月の休みには、○○に行こう!」など、楽しい家族の計画を立てておくと、子どももその日を楽しみに待つことができました。
家族が1つの目標に向かってがんばっている感覚を持つことができます。
我慢をすることや、家族で過ごす事の楽しさを学ぶことができると思いました。
まとめ
パパと子どもが過ごす時間が減ってしまってから、半年が経とうとしています。
予定より早く仕事を終えることができた主人が、子どもが起きている時に帰宅すると、
子どもたちは「パパだ!」と目を輝かせて玄関へ走ります。
主人が子どもたちを思う気持ちが伝わっていることを、感じる瞬間でもあります。
子どもが胸に飛び込んできたり、理由なく甘えてくることは、一生の中で数年のことだと思います。
限られた時間の中でも、子どもに愛情を伝えていくことはできると感じています。
「いま、この瞬間」を尊い時間だと認識し、家族の絆を深めながら子育てをしていきたいですね。
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