今度こそ結果を出す!とことん考える【大人の勉強法】
こんにちは、マメ子です。
社会に出て「もっと勉強しておけば良かった」と思ったことありませんか?
大人になってからでも勉強はできますし、これからの社会を生き抜くために学び続けることはとても大切だと思います。
でも、どんな方法で勉強すればいいのか・・・。
仕事をしながら勉強することはとても大変です。
限られた時間の中で、実用性のある勉強を身につけるのは簡単なことではありません。
目的や目標は違っても、まずは勉強方法を見直すことから始めてみてはいかがでしょうか。
勉強とは「考える」こと
これまでの勉強は、記憶力に頼った表面的なものだったと感じています。
この本は「勉強」そのものの考え方を変えてくれました。
勉強とは覚えることではなく考えること。
それが大人の勉強です。『覚えるだけの勉強をやめれば劇的に頭がよくなる』 著者:小川仁志
この「考える」という行為は5つのプロセスからできています。
このプロセスがすべて繋がることで、深く、強く、考え抜くことができるようになるのです。
- 疑う
- 今まで当たり前だと思っていた「固定観念」を捨てる
- 「これが本当に正しいのか?」と問いただし、物事を多方面から見る習慣をつける
- 削ぎ落とす
- 余分な情報をカットする
- 情報を整理して、本当に必要なことだけを見抜く
- 批判的に考える
- 本当に正しいかどうかを吟味する
- その結論が、前提や考察からも正しいと言えるかどうかを判断する
- 根源的に考える
- ゼロから、徹底的に考える
- 「なぜそうなっているのか」を考え、物事の本質を理解する
- まとめる
- 自分の意見を持つ
- 自分の言葉で書き出して、自分の答えや考えを意識化する
今までの勉強は、頭の中だけで終わらせていました。それは「勉強したつもり、わかったつもり」の中途半端な状態だったということです。
「アウトプット」が一番欠けていたことであり、避けてきたことでもあります。
自分の言葉で書き出すことで初めてその勉強が自分のものになるのです。
実用性を重視する大人の勉強には、アウトプットは欠かせません。
勉強がはかどる6つのテクニック
ここからは具体的な勉強方法を6つご紹介します。
ポイントは、順番を意識し、どれも欠けることなくやることです。
勉強のスケジュールを立てる
勉強にもスケジュールは必要で、手帳などを利用して「可視化」することが大切です。
どんなに時間を確保しても、やることを決めておかないとそれだけで時間をロスし、勉強する意欲まで失われてしまいます。
スケジュール管理できるようになってこそ、時間を捻出できるようになります。
スケジュールを立てるためのポイントや考え方を紹介します。
- 勉強する範囲を決める
- 予定ではなく、目標を書き込む
- 振り返る、感じたことを書き残す
- 目標は「超短期・短期・中期・長期」で立てる
- 優先順位を決める
まず、すべてを網羅することはできないと心得ておきます。欲張り過ぎると目標を立てるだけで満足したり、勉強が続かない原因になります。どこからどこまでやるのか、何を勉強するのかを見極めて、必要なところだけを勉強します。
やらなければいけない現実と、こうなりたいという理想を書くことで、目標を忘れずにモチベーションを維持することができます。目標や理想はできるだけ具体的にし、いつでも見られる状態にしておきます。
予定や目標が達成されているのかを振り返ることも必要です。自分に足りないものに気づき、新たにやるべき課題が見えてきます。
「超短期」・・・1~3時間程度の単位で1日分
「短期」・・・1週間から1ヶ月
「中期」・・・数ヶ月から1年先
「長期」・・・数年先の未来まで
一番重要なのは「超短期」で、緊迫した時間を作り出すことが大切です。
目標は時々見直して、その時の自分に最適なものにバージョンアップします。
スケジュールが完璧に進むことはありません。絶対に遅らせることはできないものと、調整できるものを分け、優先順位の高いものから勉強します。優先順位を見極めることも大事な勉強です。
情報を入手する
どんな勉強でも情報を入手することから始まります。
- 情報は多ければ多いほど良いのではなく、答えに近いほうが良い
- 情報は集めるより削るほうが難しい
とは言っても、最初から答えに近い情報だけを集めることはできません。
情報を集める手段はいろいろありますが、はじめのうちは貪欲に、視野を広くして集めることが大切です。自分の感情や興味だけで情報を拾うと、肝心な情報がなかったり、新しい発見や学びを得られなくなります。
「実用性」を意識しながら、「使えそうなもの、必要そうなもの」を探していきます。
情報を整理する
集めた情報を綺麗に整理する必要はありません。
どれだけ時間をかけずに早く整理するかが大切です。
時間を短くするには、素早くアウトプットしながら効率よくインプットしていきます。
そのためには、「手書きによる可視化」が有効です。
手書きによる可視化のメリット
- 頭の中を早く正確に表現できる
- 手書きのため画一化されず、自分の感情を表現できる
- 主体的に考えることができるのでインプットされやすい
- いつでもどこでも作業ができ、それを見ることができる
情報を分析する
情報を集めて整理したら、次は分析です。
分析は「考える」ことにつながるのでとても重要なテクニックです。
分析方法を意識することで、より良い分析や結論につながります。
分析方法の種類
- 構造主義
- カテゴリー
- 帰納・演繹(えんえき)
- 弁証法
物事の一部分に気を取られ、全体が見えなくなることはよくあることです。
今、目の前に見えていることだけで考えるのではなく、全体の構造や背景を探ることで本質が見えてくるという考え方。
できるだけ多くのカテゴリーに情報を分類して、物事をわかりやすくする方法。
帰納・・・データを積み上げていくことで原理を探るという方法。
演繹・・・帰納の逆で、原理を元に想定を行い、後から実際のデータと照らし合わせて結論を出す方法。
2つの対立する物事について、お互いの良いところを合わせていくことによって矛盾や問題を解決し、より発展した考え方を導く方法。
図示する
図示することによって、自分の理解度を確認することができます。
行き詰まった時は図示してみるなど、習慣化すると良いでしょう。
図示するメリット
- 文章や箇条書きにするより早くて自由
- 頭の中を整理し、理解できていること・できていないことが明らかになる
- 全体のつながりや、関係性が見える
- 視覚によるインプットがされやすい
- 理解し直す、思い出す作業の負担が減らせる
記憶する
勉強に「記憶」は欠かせません。
勉強したことが記憶されることで、「考える」ことを手助けしたり、発展させます。
ポイントは「繰り返し」と「インパクト」です。
記憶には繰り返しは欠かせません。一度だけで覚えようとしないことです。
また、日常生活と関連させたり、視覚や聴覚を使うことによってインパクトを作り出し、単調な記憶にならないように工夫することが大切です。
まとめ
いかがでしたか?
「限られた時間の中でも勉強はできる」という前向きな気持ちになってもらえたら嬉しいです。
マメ子は思ふ。
「勉強は人生を豊かにする。今からでも遅くない。」
また書きますね。
マメ子
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