CDEJ(糖尿病療養指導士)
CDEJは糖尿病療養指導士のことであり、糖尿病治療の中の患者様自身で管理する部分を指導する療養指導士です。
糖尿病に関する高い知識と経験が必要になり、患者様の身体だけでなく心もサポートしていきます。
この資格は日本だけでなく、アメリカやカナダ、オーストラリアなどでも活躍しています。
この資格を持っていれば日本だけでなく、世界でも活躍できる可能性が広がります。
看護師業務への活かし方
CDEJは、海外でも活躍している資格です。
糖尿病の患者様に対して糖尿病の専門的な知識を持ったこの資格者が指導し、糖尿病を悪化させないような日常生活を送れるように管理します。
試験に合格すれば、CDEJとして活躍する事ができます。
資格取得に向けて
資格取得の条件
- 看護師、栄養管理士、薬剤師、臨床検査技師、理学療法士のいずれかの資格があること
- 医療施設で過去10年以内に2年以上継続して糖尿病患者の療養指導業務に従事しており、なおかつこの間に通算1000時間以上糖尿病患者の療養指導を行っていること
- 糖尿病療養指導の経験が10例以上あること
- 日本糖尿病療養指導し認定機構が行う講習会を受講していること
- 認定試験に合格すること
取得に向けての勉強方法
まずは、糖尿病治療に関する徹底して正しい知識を身につける必要があります。
なぜならば、試験問題は「2つ選べ」形式のものが多いからです。
正しいものを1つ選ぶのであればおぼろげな知識でもなんとかなることがありますが、2つ選ぶ時にはなかなかそうは行きません。
点数を取るためには正確な知識が求められます。
また、2時間で75問を解く必要があるため、問題を解くスピードは上げておきましょう。
おすすめの問題集はメジカルビュー社の「糖尿病療養指導のための300題」です。
CDEJの大変さとやりがい
糖尿病は治療が難しい病気であるため、その病気に関わること自体が大変なことですが、同時に不治の病にかかり生活に困難を伴うことから、多くの患者様が精神的なダメージを受けます。
そのため、療養指導を行うのは大変なことです。
しかし、糖尿病の患者様は多いため、自分の力が必要とされる機会も多く、やりがいは大きい資格と言えます。
資格を持っていることを職場内で高く評価されることもあるでしょう。