透析内科で働く看護師さんの仕事とは?
透析内科で働く看護師の仕事は、職場や医療機関の規模によって業務内容が異なる事もあります。
透析系の業務がメインですが、外来を担当するケースもあります。
検査→透析→検査を毎日行うので、同じことに繰り返しになることが多いという特徴もあります。
主な仕事内容
・透析のチェック業務
透析を行っている時間は長時間に及び、3時間から5時間程度になります。
看護師はその間、定期的に機器が正常に動いているかをチェックします。
・測定業務
人工透析を行う前と行った後に、それぞれ体重測定を実施します。
その結果によって、透析内容を変化させる事もあるので重要な業務です。
・訪問看護業務あり
働く施設にもよりますが、患者様の家を訪問して看護する事もあります。
透析内科で働く看護師の特徴
・透析室勤務か病棟勤務かで仕事内容が異なる
透析室勤務の場合は透析に関連した仕事がメインになりますが、病棟勤務になると一般的な看護師スキルが求められます。
ただ、病棟勤務であっても、透析に関する知識やスキルを有しておく必要があります。
日勤のみを希望されている方でも働けるのが、透析室勤務になります。
透析室勤務であれば、夜勤をする必要は一般的にはありません。
・未経験も問題なし
専門性の高い職場と思われがちですが、多くの未経験看護師も活躍しています。
サポート体制がしっかりとしている施設も多く、スキルを身につけやすいです。
求められる人材像
同じ仕事でも、飽きることなく続けられる人材が求められています。
患者様がいない時間帯もありますし、人数が少ない日も少なくありません。
そもそも急患が来ることはあまり考えられないので、変化のない仕事に順応できるかが重要なのです。
性格的にはせっかちな方ではなく、落ち着いている方向けとなります。
腎臓に関しての高度な知識を有している看護師も求められています。
腎臓の病気は長期的なものになるので、患者様の苦しさや不安さを理解する事も大切なのです。