治験ではたらく看護師の仕事を徹底リサーチ
治験とは、新薬開発のために、患者様や健康な人に被験薬を試験的に投与し、安全性や有効性を確かめるための試験です。
CRC(治験コーディネーター)とCRA(治験モニター業務)があります。
CRCは、医療機関で治験業務全般をサポートし、CRAは、治験が適正に実施されているか、また、現場から集めたデータが正確かなど監視します。
平日出勤の職場が多く、病院勤務とはまったく違った経験となります。
主な仕事内容
- 医療機関で治験業務をサポート
治験の準備から実施、治験業務がスムーズに進むようにサポートします。 - コミュニケーション
被験者に、治験薬の作用や副作用、安全性、有効性などを説明します。
医師や製薬会社、スタッフとの連携にもコミュニケーション力求められます。 - 書類の管理
治験のデータを管理し、症例報告書の補助をします。
正確なデータを記録することは大切な仕事です。
治験で働く看護師の特徴
- 臨床経験を持つ看護師
臨床経験があると治験の流れを理解しやすく、被験者とのコミュニケーションにも役立ちます。
専門知識を活かしつつ、病院以外で働いてみたいと思う看護師におすすめの職場です。 - 日勤のみで土日祝日が休める
企業で働く人と同様のスケジュールになるので、家庭の事情で夜勤が出来ない看護師に人気です。 - デスクワークが好きな人
書類の作成や報告書の提出など、デスクワークが多くなります。
パソコンが使え、デスクワークが好きであれば楽しく仕事ができます。
求められる人材像
臨床での治験は、コミュニケーション能力が必要です。
臨床経験のある看護師を求めているところが多いです。
またデスクワークも重要な仕事ですので、正確で丁寧な看護師が求められています。
企業で働くので、日勤だけの場合が多く、病棟勤務に比べてストレスも少ないので転職先として人気です。
新薬開発のための治験に関わり、無事にリリースされたときの喜びを味わうこともできます。