NPOで働く看護師の仕事を徹底リサーチ
NPOとは非営利活動を通して理念を体現していく法人のことで、そこでは看護師としての専門知識を生かしながら一員として幅広い活動をしていくことが求められます。
大半のNPOが社会貢献を理念の1つに掲げているため、そういった目標を持つ看護師にとっては理想的な職場といえるでしょう。
主な仕事内容
看護師を募集しているNPO法人は限られてくるでしょうが、その活動内容によって求められる仕事もさまざまです。
開発途上国で活動するNPOで働く場合
- 地域医療での看護活動
- 開発途上国での看護活動など
障害児保育園などのNPO団体の場合
- 障害時の医療ケア
- 園児の保動支援
上記の業務が求められることとなります。
したがって、“NPO法人での看護師の仕事”という括りではなく、看護師を募集している特定のNPO団体を絞り込んだ上で、その団体で求められる業務内容を調べるとよいでしょう。
NPOで働く看護師の特徴
- 社会貢献への意識が高いこと
非営利法人での仕事ですので、社会貢献を大切にできる方向けの面があります。 - 看護師の枠を飛び越えて活動したい方
- ボランティア活動に興味がある
- お金ではなく仕事における充実度を求めている
自分の考え方や思想を看護師という立場を通して仕事をすることで表現できるのが、NPOで看護師をする魅力のひとつです。
求められる人材像
好奇心が強く、ホスピタリティがある人が向いています。
持っていると重宝される資格は、そのNPO法人の活動内容によって左右されます。
たとえば海外で働くなら外国語関連の資格を持っていると良いでしょう。
看護師として求められることと、NPOの活動内容で求められることを両立しながら働くことになりますので、自分で積極的に考えながら仕事をする能力が必須となります。