イシンデントを起こし、看護師を辞めたい。
質問
Question20代看護師で、内科に勤務して2年目になります。
夜勤中にインシデントを起こしてしまいました。
インスリンのスケールがある人に、インスリン投与ができていなかったのです。
大事には至りませんでしたが、このような簡単なミスをまた繰り返してしまうのではないかと不安な気持ちでいっぱいです。
同じようにインシデントを起こして看護師を辞めた人はいるのでしょうか?
回答
Answer初めてインシデントを起こしたとのことで、動揺されていることでしょう。
しかし、インシデントを起こしてしまい辞めてしまう看護師は多くはありません。
インシデントは繰り返さないことが大切で、他の看護師たちがどのようにミスを未然に防いでいるかを紹介します。
ポイントは薬の投与の際など、念入りに確認をすることです。
インシデントを起こしたときは?
今回のインシデントは、誤った医療行為が実施されたが大事には至らなかったということですね。
その場合でも病院側に報告し、今後同じような事故が起こらないように予防していく必要があります。
どのような仕事においても些細なミス、もしくは重大な過失につながりそうなひやりとする瞬間は起こりえますが、とりわけ医療現場では人の命を左右するため、ミスを起こす際の責任が大きくなってきます。
重大な事故になった場合には看護師の資格が取り消されてしまう場合もあります。
また、こういったミスが多く繰り返される場合に病院側から退職を迫られるケースもあります。
そこでミスを繰り返さないためにも、イシンデントを起こした原因を分析し、一つ一つ解決していくことが必要でしょう。
インシデントの予防
どうすればインシデントを予防することができるのでしょうか?
イシンデントは多くの看護師も経験したことがあると思います。
一度経験すると、自分が行う医療行為の一つ一つが重要な行為であることに気がつきます。
薬の投与で重要なのは確認です。
多すぎるくらい何度も声に出して確認することが予防の一つとなります。
また、申し送りが終わった後に、その勤務でやらなくてはいけないことを時間と共に書き出しておき、勤務中にそれを振り返って確認し、行った処置はチェックマークを付けて行くことで、インシデントを未然に防ぐことができます。
ミスをしてしまった直後は、繰り返さないか不安になってしまいますが、その不安を利用して、何度も確認する癖をつけましょう。