国立病院ではたらく看護師の仕事を徹底リサーチ

国立病院は2004年に厚生労働省所管から独立行政法人へと代わり、国立病院機構となりました。

日本全国に144の医療施設があり、看護学校や助産学校などの付属施設を有します。
国家公務員となるので、安定した収入や昇級があり、長く勤めたい看護師に人気の職場です。

ただ、長く勤めない限り給料は他と比べると低いので、最初から高収入を望む場合は私立の病院の方がよいでしょう。

国立病院の主な仕事内容

  • 外来や病棟勤務
    病院によって違いますが、二交代制や三交代制があります。
    看護の内容は一般の病院と同じです。

    救急外来や救急医療を提供していたり、内科や外科病棟、専門医療など幅広いので、経験を積みたい看護師が働いています。

  • 管理職を目指す看護師
    看護師長や看護部長といった管理職を目指している看護師も多く働いています。
    国立病院を移動しながら経験や研修を受け、いずれは管理職に就くことになります。
  • いろいろな科を経験できる
    経験してみたい科があれば移動願いを出することができます。
    専門医療を学びながら経験を積むことができます。

国立病院で働く看護師の特徴

  • 公務員なので将来的に安心
    同じところに長く勤めたいという看護師におすすめです。

    結婚して、その地にずっと住むと決まっていれば、長く勤めることができ、確実に昇給します。
    福利厚生もしっかりしており、ボーナスや退職金も規定額が支払われます。

  • 管理職を目指す看護師
    国立病院は各地にあるので、小さい病院で働いていても、移動願いを出せば他の病院に移動して経験を積むことも出来ます。

    師長などを目指す場合、小さな病院の師長からはじめて、医療センターなど大きな病院の師長を目指す看護師もいます。

国立病院で求められる人材像

国家公務員であり安定しているので人気ですが、若年層看護師の給料は低く設定されているので、長く国立病院で働く気がない看護師にはデメリットでもあります。

他科を経験し、知識や技術を向上させたい看護師にはおすすめの職場です。

また長期働きたいと考えている看護師や師長・看護部長など管理職を目指している看護師が求められています。

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