保健所ではたらく看護師の仕事を徹底リサーチ
保健所での看護師の役割は、一般の病院勤務と異なり、地域住民の健康管理や衛生管理、疾病の予防などが主な仕事となります。
また、健康相談や指導なども行います。
保健師の資格がなくても働くことは可能ですが、保健師へのキャリアアップを目指す方にもおすすめの仕事です。
保健所の主な仕事内容
- 健康管理と疾病予防
インフルエンザや食中毒などを予防するための指導や予防検診、予防接種などを行います。 - 健康相談と指導
母親学級を開催したり、乳幼児を含む子供の発育などの健康相談や栄養相談、指導を行います。 - 健康診断や医師の診療サポート
健康診断や診察時に必要な採血や血圧測定、検診や問診、医師の介助も行います。
保健所で働く看護師の特徴
- 土日祝日は休み
昼間の時間帯に健診が行われるので、残業や夜勤などはありません。
土日や祝日も休めるので、家庭のある方や子育て中の看護師に人気の職場です。 - 公務員なので安心
保健所は地方自治体が運営しているので、公務員となります。
給与には規定があり、経験年数や勤務年数により昇級していきます。 - 指導や相談がメインの落ち着いた職場
病院勤務と比べると、時間にゆとりがあり、救急看護の必要はほとんどありません。ストレスの少ない職場ですので、人気があり、倍率も高いので採用されるのは難しいと言われています。
正職員の他に、準職員、臨時職員などの枠もありますので、生活スタイルに合わせて選ぶことができます。
保健所で求められる人材像
地域住人の健康管理が主な役割となりますので、疾病に対する看護ではなく、予防のための看護が主な仕事となります。
住民への指導や健康相談に関わることが多いので、知識や経験が必要になります。
熱意を持って指導できる看護師やコミュニケーション能力の高い看護師が求められています。
また、保健師へのキャリアアップを目指している方やすでに保健師の資格を持つ看護師におすすめの職場です。