オペ室新人看護師です。プレッシャーが多く挫折しそうです。
質問
Question私は今年オペ室勤務となった20代の新人看護師です。
毎日、ベテランオペ室看護師から厳しい指導を受けています。
まくしたてられるような指導についていけず、ストレスがたまっているせいか、病院では些細なことでも涙が出てしまいます。
毎日へとへとでやる気が出ず、吐き気もします。
このままでは挫折してしまいそうです。
このプレッシャーにどう立ち向かったらいいのか教えて下さい。
回答
Answer若手でオペ室勤務となると、病棟勤務より緊張感は格段に高いですからプレッシャーはとても大きいですよね。
多くの方が病棟勤務になる中、オペ室への若手配属は少数でしょうから、なかなか不満を言い合える同年代の方も少ないのではないかとお察しします。
プレッシャーへの立ち向かい方ですが、まずは肩の力を抜いて、できることからご自分を認めていってあげましょう。
まずは「病院に今日も行けた」ことから。
そして、指導を受けたことは復習していく姿勢を見せることが大切です。
最後に、オペ室がどうしても合わないならば、異動願いを出すことも検討してみましょう。
あまり気負いすぎないようにしましょう。
肩の力を抜き、周囲を観察し真似しましょう
厳しい指導を受ける環境の中、質問者様はおそらくとても緊張して萎縮されてしまっているのではないでしょうか。
そのような中だと、見渡せる視野が狭くなり、本来新人看護師が率先してするべき「先輩や周囲の行動・状況を観察して真似し自分のものにしていく」実践での学習ができにくくなっている可能性があります。
そうなると、先輩看護師の厳しい指導は終わりません。
先輩もあなたに育ってほしいというお気持ちでしょうが、緊迫したオペ室という環境のため、つい厳しい指導になっているのだと思います。
まずは、小さなことからご自分を認めてあげて、自信を取り戻し周囲を見渡せるようになりましょう。
オペ室特有の「器械出し」などの仕事は、オペの流れを理解し、周囲の状況を把握できないと務まりません。
最初はとても難しく思えるかもしれませんが、自信を持って落ち着いて周囲を見渡し流れを学んでいくことが重要です。
それでもきついときには職場を変えてみる
それでも先輩看護師が変わらず、吐き気や精神的に不安定な日々が続く場合は、師長や主任に相談してみるのもいいでしょう。
指導者を変えてもらうこともできるかもしれません。
オペ室が向いていないのであれば、病棟や外来に異動願いを出してみるのもいいでしょう。
環境が変われば指導者も変わります。
また、怖いベテラン看護師だけではなく、優しく上手に指導してくれる看護師もいます。
無理をしない勇気を持ってください。
忙しい大学病院などでは、厳しい指導が多いかと思いますが、小さな病院やクリニックなら優しい指導者が時間をかけて指導してくれることが多いものです。
それらを考慮して、職場を変えることを検討するのも一つの手でしょう。