開業ナースの仕事
開業ナースは、看護師としてどこかに雇われて仕事をするのではなく、個人または法人として看護を「商品」にするので、営業力を持ち合わせることや顧客サービスの質への追求の姿勢も大切になります。
いままで病院の中で提供してきた「看護」という枠組みを超えたところでの能力が求められるため、消費者主導で患者様の満足度の高いサービスの提供を心がけることこそが、開業ナースに必要なものでしょう。
求められるもの |
今から磨いておくべきスキル |
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開業ナースのやりがいと大変さ
独立開業するにあたって、さまざまな準備が必要になりますので、空いた時間を利用して経営、経理、法律関係など開業に必要な知識を学習します。
訪問看護での独立で言えば、訪問看護制度の習熟は最低限必須です。
提供するサービスが決まれば、誰がどう業務にあたり、どれくらいの収益を費用になるかの経営計画シミュレーションを出します。
多くの方はすぐに独立せず、訪問看護ステーションで働き、看護師の業務、求められるサービス、そして他のスタッフの動き、必要性などを把握します。
業務についての手ごたえを得つつ、開業資金を貯めて晴れて独立したとしても、その後競合分析や、サービス提供の質の向上、マネジメント、コストの問題等、大変に感じる部分はおおいでしょう。
しかしすべて自分で決めることができる点は大きなやりがいであり、新しい視点を常に学び自分を向上させていくこともできる点が魅力といえるでしょう。