妊娠しても死後処置はしていましたか？

質問

Question

看護師の仕事と家事を両立して頑張っている看護師3年目の新米です。
最近、妊娠している事がわかりました。

正直、まだ子どもは早いと思っていたので驚きましたが、お腹の中に赤ちゃんがいると分かった時はとても嬉しかったです。

そんな私の看護師としてのお仕事には死後処置があります。

世間では、妊婦はお葬式に出ると悪い霊が取りついて難産になる、霊に赤ちゃんを持っていかれるという迷信があるので困惑しています。

妊娠しても死後処置をしていた看護師はいるのでしょうか？
いらっしゃるのであれば、死後処置の際に注意されていた点なども知りたいです。

回答

Answer

看護師の仕事を3年されていれば、死後処置は何度も経験されているかと思います。
妊娠がきっかけで、死後処置を気にしてしまう方もいらっしゃいます。

しかし、看護師としてずっとケアや治療を一緒に行ってきた患者様が亡くなった時も同じ気持ちになりますか？

妊娠をしている看護師でも、死後処置をちゃんとしている人はたくさんいます。

赤ちゃんの魂を持っていくという噂はありますが、そんなことを信じる前に看護師として何をするべきかをまず考えてみてください。

死後処置は、残された遺族が立ち直るためにも重要なプロセスでもあるので、患者様の人格や生きていた証を守るためにもしっかり処置をしましょう。

看護師とは、入院している患者様のケアや外来患者様のサポート、医師がスムーズに治療できるための準備などを行います。

入院している患者様にとって、看護師とのコミュニケーションは一番楽しいものです。
家族よりも長い時間を一緒に過ごすのですから、最後まで見守ってあげましょう。

妊娠と看護師の仕事は別物なので、自分の仕事に責任を持つことが患者様への恩返しになります。

亡くなってしまった患者さんが安らかに眠れるようにケアをしてあげるのが死後処置です。
死後処置は、遺族の心を癒すためのケアでもあります。

亡くなられた患者様を元気だったころの姿に近づけることで、人格や生きてきた証を守ることができるのです。

妊娠しているからと断るのではなく、最後のお世話だと思い死後処置をする気持ちが大切です。

妊娠中に死後処置をしてもお腹の赤ちゃんには影響はありませんので、しっかりと看護師としての仕事を行うようにしましょう。

転職成功の秘訣！好条件求人の探し方

好条件の求人は、公開すると応募が殺到してしまうためネット上に一般公開されていません。

一般に公開されていない求人は『非公開求人』と呼ばれ、看護師求人全体の約３割を占めています。

好条件の非公開求人を紹介してもらうには、看護師転職サイトに登録するのが一番の近道です。

看護師転職サイトへの登録は無料なので、転職をお考えの看護師さんはぜひご活用ください。