看護師を辞めたい。うつ病は退職理由になりますか?
質問
Question昔から憧れつづけた白衣の天使。
長い厳しい看護学校を卒業し、就職してから先輩たちの罵声に耐えながらも一生懸命働いてきましたが、それが祟ったのかうつ病となってしまいました。
うつ病になった今、あんなに憧れていた看護師の仕事に魅力ややりがいが一切感じられません。
働く意味が無いとすら思ってしまいます。
働く意味が無い、わからないのならば、いっそのこと辞めてしまおう…って感じです。
仕事を辞める理由には様々な理由がありますが、うつ病の発症は退職理由として有効ですか?
回答
Answerはい、有効ですよ。
そもそも退職にどうして理由が必要なのかが不明な点もありますが、日本という社会にはそういった傾向が強いので、仕方のないことと思ってひとまずは割り切ってしまいましょう。
ただうつ病のためと言っただけでは、もしかしたら休職ではダメなのかと言って思い留めようとしてくるかもしれません。
もしあなたが休職扱いでもいいのであれば結構ですが、復帰したときのことを思うとスパッと辞めてしまうという選択ももちろんアリです。
うつ病の場合、就業不可の旨を述べた診断書を作成してもらうことも可能です。
それがあると退職のことも打ち明けやすくなるかもしれませんし、それでも休職を勧められたら退職妨害だとして労基へと相談することも可能となります。
人生には充電期間が必要
ミュージシャンなどはよく、「充電期間のため」などと理由をつけてしばらくの間休業したりしますよね?
私たち一般人からしてみれば、あれはとっても羨ましいことのように感じます。
もしあなたが退職された場合、その期間はあなたにとっての充電期間だと考えてみてはどうでしょうか。
もちろん、うつ病での苦しさもあるでしょうが、時折心が安らぐ瞬間もあるはずです。
そんなとき、退職したことで得られたメリットをより実感するのではないでしょうか。
また看護師の仕事に興味が湧くことも
あなたは今、看護師の仕事なんてどうでもよくなっていると感じているそうですが、いずれまた看護師の仕事への熱意が高まることもあるでしょう。
もちろん、たとえそうならなかったとしても、そこで自分を責めるのは間違っていますよ。