燃え尽き症候群対策として心がけるべきことは?
質問
Question私は看護師になって5年経つ30代の女性です。
看護師の仕事は具合が悪い人のための仕事なので気を抜くことができず、毎日がとても忙しいです。
そんな仕事なので、最近、看護師の方で燃え尽き症候群になる人が多いという話を聞きました。
私もいつか同じように、やる気がなくなり、仕事に行きたくなくなるような燃え尽き症候群になるのではないかと心配になります。
燃え尽き症候群にならないために、なにかよい対策はありませんでしょうか?
回答
Answer看護師が燃え尽き症候群になってしまうという話はよく耳にします。
それは、仕事で手を抜けないという責任感が心に重く圧し掛かっていることが原因のひとつでしょう。
やりがいが感じられる仕事ではありますが、人の為に尽くすことばかりに専念していると、自分の心の不調に気が付きにくくなってしまいます。
やはり、普段から自分の心と体に注目して、自分が今本当はどう感じているかをじっくり見つめる時間を持つ事が大切です。
そして日常の中でちょっとした休息を挟むようにしていくと、上手くリフレッシュしていくことができるでしょう。
プライベートな時間を大切に
燃え尽き症候群の人が、これまでの自分を振り返ってみたとき、ほとんどの方が「最近は心から笑うことがなかった」と感じると言います。
仕事だけが生活の中心になってしまい、プライベートな時間に心の底から笑うことや、幸せを感じることがまったくと言っていいほどなくなってしまうのです。
燃え尽き症候群を予防するために大切な事、それは、心からリラックスできる時間を作ることです。
ほんの少しの時間でもいいので、自分のために時間を作ってみてください。
頑張り過ぎの自分に気が付こう
燃え尽き症候群は、日頃から無理をして頑張りすぎてしまう人に多いです。
看護師はちょっと体調が悪いからと言って、簡単には休めないことが多いでしょう。
そのため、少しの不調には目をつぶって仕事に励みます。
また、日勤と夜勤との繰り返しで疲れが取れないために、疲れが蓄積されて心にも影響を与えてしまう場合もあります。
仕事を続けていく以上、多かれ少なかれストレスは必ず付いてまわるものですが、あまりにもストレスを溜めすぎると一気に爆発してしまいます。
頑張り過ぎは危険!これを頭に入れておくといいですよ。