新卒で外来勤務になってしまいました
質問
Question新卒で総合病院にて働いて1ヶ月目の新人看護師です。
病棟勤務を希望していたのですが、外来に配属されてしまいました。
外来は病棟より看護知識が身につかず病棟配属の同期から差をつけられる、と聞いているため不安に思っています。
新卒で外来勤務をした場合、その後の病棟移動の際に知識的・技術的な面で後れを取ることによって、不利になることはないのでしょうか。
回答
Answer新卒で外来担当になるのは珍しいですね。
一般的には知識や技術を身につけるために病棟勤務になるものです。
質問者様が不安に思うのも無理はありませんね。
しかし、この稀な配属を受けた看護師が知識的・技術的に後れをとるかというとそんなことはありません。
考え方によっては、外来勤務の方が忙しくないケースが多いため、勉強時間を確保しやすく知識を付けやすい環境であるとも言えます。
このメリットを活かしながら外来勤務ができれば、後の病棟移動で不利になることはないでしょう。
夜勤がないメリットを生かす
外来勤務には病棟勤務に比べて業務の忙しさの面でメリットがあります。
例えば、夜勤がないことは大きなメリットであり、生活リズムも維持しやすいため肉体的負担も比較的小さく、勉強時間を確保することもできるでしょう。
生活リズムが維持されていたならば、毎日一定のリズムで30分なり1時間なりを勉強に当てることができます。
毎日一定時間は必ず勉強して、業務に役立つ知識を獲得していくことができるでしょう。
外来担当も将来に役立つ
また、病棟勤務では得られないスキルが、外来だからこそ身に付く事にも注目すべきです。
例えば外来勤務では短時間で多くの患者様に対応していく必要があるため、適切な判断力、コミュニケーション能力、スピーディーな業務能力等を身につけるのに適している職場であると言えます。
このような成長も間違いなく看護師としての成長であり、将来的に必ず役立つものです。
たしかに病棟勤務をしている同期と同じような成長は望めませんが、同期が延ばすことができない部分を伸ばしていくことができるので不利になることはないのです。