体外受精と看護師の仕事の両立は可能ですか?
質問
Question看護師として、現在の職場に10年間ほど勤めています。
私は30歳を超えていますが、子どもができた経験がありません。
頑張っているつもりなのですが、どうやら私自身不妊症らしいので思い切って体外受精を試みています。
体外受精をするには現在行っている仕事の時間を割いたりしなければなりませんが、それでも仕事は続けていきたいと思っています。
仕事と体外受精の両立は果たして可能なのでしょうか?
回答
Answer働き方は職場からの協力などによっても変わりますが、両立ができないということはありません。
またどの方法で体外受精をするのかということでも、両立への難易度が変わってきます。
完全自然周期を選ばれる場合には、仕事との両立は厳しくなると言われています。
もし仕事を続けるとした場合には、休みをもらう日が多くなることが予想されますね。
当然、上司にも相談しておかなければなりません。
このとき、女性が多い職場だということがプラスに働くこともあります。
同じく不妊を経験された看護師も周りにはいるでしょうし、妊娠したいという女性の気持ちにも理解があるのではないでしょうか。
ただ体外受精をしている期間中は、夜勤はしないというケースも多いようです。
夜勤免除が認められればそれも叶います。
周囲に協力してもらう事も必要
看護師の仕事はシフト制で日勤と夜勤がありますよね。
体外受精では、自然周期で行う以外にも排卵日をコントロールする方法もあります。
この方法なら、あらかじめ日を予測できるのでその周辺2~3日程度休みを取っておくといいでしょう。
現在の病院に10年程勤務という事であれば、仲の良い看護師もいらっしゃるのではないでしょうか?
その仲間に休みを変わってもらったりして調節すれば上手く治療することができます。
仕事を辞める事だけが選択肢ではありませんので、周りの人と相談してみてはいかがでしょうか。
ブランクを作りたくないという気持ち
ブランクができても一向に構わないと割り切っている看護師もいますが、そうではない看護師も多いですよね。
質問者様にもきっと、そういった思いがあるのではないでしょうか。
しかし仕事を軽減してもらっている間やお休みしている間に、看護師としてさらにステップアップするための勉強をすることも可能です。
ですからブランクは、そこまで恐れなくてもいいのかもしれませんね。