精神科から一般科に転職は厳しいですか?
質問
Question私は20代後半の女性で、看護師として6年間勤務してきました。
これまでは精神科で働いてきましたが、キャリアアップのためにも精神科から一般科へ転職したいと思っています。
精神科から一般科へ転職するには、どうしたらいいのか知りたいのですが、教えていただけますか。
回答
Answer精神科から一般科へ転職したいとのこと、将来へのステップアップにつながる目標をもっておられ、素晴らしいと思います。
精神科から一般科へ転職するには、いくつかのハードルを超えるための心の準備が必要です。
精神科では特別な医療行為が少ないため、まずは一般科の医療行為に慣れていく必要があります。
また精神科では救急的な慌ただしい医療行為や残業が少ない傾向があるため、一般科に転職すると体力面や仕事の忙しさを感じる方もいます。
一般科へ転職した後に後悔することのないように、情報収集と心の準備をしっかりと行っておきましょう。
一般科で経験するハードルを乗り越える
精神科から一般科へ転職すると、覚えることの多さや残業の多さ等で余裕がなくなる人もいるため、最初は適応能力が必要です。
また、看護師として数年の経験があっても、一般科では新人になります。
したがって、教育体系のしっかりした病院を選んで、素直に学んでいく必要があります。
精神科から一般科への転職は、医療行為も仕事の内容も異なるため勇気がいりますが、将来的には精神科でも一般科でも働けるという経験が、看護師としての可能性を大きく広げてくれます。
精神科から一般科へ転勤する目的を明確にする
転職活動をするにあたり、自分は何を動機として一般科に転職したいのかを明確にしておきましょう。
一般科に転職してどんなスキルや経験を身に着けたいのか、将来の目標や目的を明確にしておくことで、慣れない環境でも学ぼうという向上心を持つことができます。
精神科から一般科への転職は勇気がいるものですが、ハードルや辛さを乗り越えて経験を身に着けた時に得られる充足感を考えると、転職してステップアップを図るだけの価値は十分にあると思います。