転職を希望する看護師です。退職理由を上司に伝えるときの注意点は?
質問
Question看護師になって4年になる20代後半の女性です。
今の職場を辞めて転職したいので、上司に退職理由を話そうと考えています。
看護師の転職について詳しい方に、退職理由を上司に伝えるときの注意点があれば教えてもらいたいです。
回答
Answer新しい職場に転職されるとのこと、おめでとうございます。
上司への退職理由を伝えるのはいろいろと気を遣うため、どのように言えばよいか考えてしまうのもよくわかります。
円満退職のためには、上司が引き止めにくい理由を考えておくことが大切です。
「家庭の事情」などというのが引き止めにくい退職理由ですが、ある程度“嘘も方便”で行かなければ辞めさせてもらえない病院もあります。
転職先が決まっているかどうかを伝えるのは上司との関係を見てから話すほうが無難です。
家庭の事情を全面に押し出す
結婚や妊娠をはじめ引っ越しから家族の介護まで、家庭の事情にもさまざまなケースが考えられます。
家庭の事情だから退職の理由としてわかってもらえると思うのは早計です。
結婚や出産だけではなく、家族の介護をしながらでも看護師の仕事を続けている人は多くいますので、どうしても自分が辞めなければならないという、やむを得ない理由を付け加えるようにしましょう。
今の職場に不満があって辞める場合には?
退職理由として最もネガティブなものは、今の職場の体制や人間関係が辛くて辞めたいというものです。
本音をそのまま言うことは波風を立てて退職することになるため避けるべきです。
また、上司として看護師本人の働き方や職場全体を改善するから続けてほしいと言われることにもなりかねません。
「ちょっと休暇を取ってみたら?」
「違う病棟へ異動できるようにするから」
などの条件を提示されるとスムーズな退職しづらくなります。
退職理由は今の職場についてのものより、個人的な事情でどうしてもしかたがない、と思われる内容を考えるようにしましょう。