40代の看護師。仕事中のつらい更年期症状を和らげるには?
質問
Question私は40代の看護師で、働き始めて20年が経ちます。
結婚もして子供もおります。
最近発汗や顔のほてりなどの更年期症状がひどく、仕事にも支障が出てきています。
同じ看護師としての経験のある方に質問したいのですが、どのように対処すれば、症状を和らげることができますか?
有効な対処法があったら教えてください。
回答
Answer更年期症状への有効な治療方法として、ホルモン剤や漢方薬、抗うつ薬などを服用する方法が一般的です。
しかし、更年期による症状には個人差があり、一般的な対処法が有効でない場合もあります。
そのようなときは、一人で悩まないことも大切です。
誰かに相談することによって気持ちが軽くなり、症状を重く感じづらくなることもあるでしょう。
まずは身近な人に話を聞いてもらうのはいかかでしょうか。
一般的に有効な治療方法
更年期症状への、一般的に知られている対処法としては、ホルモン剤(HRT)や漢方薬、抗うつ薬などの薬剤を服用する方法があります。
こうした方法はダイレクトに薬剤がご自身の身体に届くため、効果を感じやすいでしょう。
しかし、薬剤には副作用もつきものです。
特に、ホルモン剤の場合は乳がんのリスクがわずかに高くなることや、ホルモン剤が肝臓に影響を与えることもあります。
副作用も起こり得ることを理解して、年に一度は乳がんの健診に行くなど、セルフケアも必要になってきます。
自分一人で悩まないこと
看護師は、圧倒的に女性が多い職業ですので更年期症状の悩みを抱えた方はたくさんいらっしゃいます。
職業柄、いろいろな方面で気を使うことも多く、また仕事から受けるストレスも小さくはありませんから、更年期症状の症状がさらにひどくなってしまう可能性も低くはないでしょう。
結果仕事に支障をきたすこともあるのではないでしょうか。
そのようなときは、悩みを自分一人だけで抱え込まずに、身近な人やカウンセラーに相談してみましょう。
人に話を聞いてもらうことで心身のストレスが和らぐこともあります。
周りの看護師や、ご主人など身近な人に症状を話してみることもひとつの手段かもしれません。