看護師なのに患者様の顔を覚えられない…覚えるためのコツは?
質問
Questionクリニックに勤務している看護師歴3年の20代です。
もともと人の顔を覚えるのが苦手であるため、なかなか患者様の顔を覚えられなくて悩んでいます。
先輩からは、処置も受付もしているのだから、把握していて当然だというようなことを言われました。
どうすれば覚えられるのでしょうか。
経験が長いベテランの看護師さんから患者さんを覚えるコツについてアドバイスが欲しいです。
回答
Answer患者さんと密接に接する必要があるにもかかわらず、顔がなかなか覚えられずに、非常にもどかしさを感じていることと思います。
しかし、患者様の顔を覚えられないからと言って、悩みすぎることはありません。
看護師にも個人差があり、覚えられない人もいれば、一度会っただけで名前も顔も覚えてしまう人もいます。
覚えるための努力をしながら焦らずに頑張りましょう。
そして、名前を覚えることに集中するあまり、確実な処置を怠ると言うような本末転倒な結果にならないように気をつけましょう。
受付と処置の両方を想定
患者様の情報を記憶するためには、以下のような方法があります。
受付の時に、名前と顔を確認し、簡単にカルテの内容を確認します。
前回は誰が担当したのか、もし自分が担当していたら、どんな風に処置をして接したか考えてみます。
その後診察が終わって処置があれば、担当します。
患者様と少し話して処置をすれば、記憶に残りやすくなるでしょう。
記録する時に、再度名前と病名などの情報を読み返します。
過去の診察履歴も読んでおくと、患者様の全体像がわかり、記憶しやすくなります。
大事なのは確実な処置
名前を覚えることばかり気にしていると、大切な処置にミスが起こることもあります。
処置の前には必ず名前と処置の内容を何度も確認しましょう。
顔を覚えていなかったとしても、カルテを見て名前を呼ぶことで、すぐに確認することは可能です。
覚えていないからといって落ち込まず、正しい処置をすることに専念しましょう。
それを繰り返すことで自然と覚えていけるものなので、あまり悩まず自分のペースで仕事をしてみてください。