看護研究の意義がわかりません
質問
Question看護師2年目で病棟勤務をしていますが、最近、看護研究の負担がとても大きいと感じています。
正直、看護研究の意義がわからないし、大変なだけなので看護研究をやりたくないです。
看護研究の意義って何なのかを知りたいです。
回答
Answer看護師研究は大変ですよね。
けれど看護研究にも意義があります。
普段は忙しい業務をするうちに看護師は色々なことを理由も分からずにしているケースもあります。
また、どういう考え方から実施しているのか分からないこともあります。
この業務は本当に何かの役に立っているのかと疑問に思う時には、看護研究をしてみると理由が分かります。
ただ毎日の業務をこなすだけでは、患者様の命を預かる看護と言う仕事の本質が分からなくなることもあります。
そういうことに気が付かせてくれるのが看護研究です。
また、自分が重要だと思う業務についてもっと知ることや、疾患や病気に関しての知識を増やすこと、経過が人によって異なる原因を探ることも看護研究の意義でしょう。
看護研究をして看護を改善出来る
学生ではないのだから、勉強をして看護研究の発表をしたりするのは嫌だと感じる看護師は多いようです。
しかし、看護研究を行うことで、看護師になりたいと思った時の基本や本質を思い出すことが出来ます。
日常業務が忙しく、患者様に対して当たり前の日常として接してしまうことがあります。
現代では患者様には最新医療とメンタル医療が提供されるべきで、こうした部分についても勉強や看護研究をして、発表会を聞かないと時代に取り残されます。
自分だけが古い看護をしていることもあるのです。
他の看護師の研究を聞くことで自分では打開出来なかったケースを改善出来ることもあります。
また、自分の研究が他の看護師の役に立つこともあるのです。
看護研究をして病気に向き合う
患者様には様々なケースがあり、同じ疾患でも治療計画が異なることがあります。
同じように手術、投薬していても結果が違うことがあります。
その原因を研究することで、自分の看護、病院の看護、日本の看護を変えられることもあります。
このように考えると看護研究はとても意義あると分かるはずです。