プリセプティの指導で自己嫌悪です…
質問
Question看護師を4年ほどしている20代後半の女性でプリセプターをしています。
担当しているプリセプティに対して大きな悩みがあるので質問させていただきます。
プリセプティが何度説明しても同じミスを繰り返します。
さらに、報・連・相をしてくれないこともあります。
イライラするようになってしまい、ダメだと思いつつも冷たい態度を取るようになってしまいました。
プリセプティの気持ちもわかるだけに自己嫌悪に陥っています。
後輩の指導経験が豊富な方に、プリセプティがチームに馴染んで自尊心を失わずに仕事ができるようにする支援方法を教えてほしいです。
回答
Answerプリセプティができないとイライラしてしまうのは誰にでもある事ですが、辛い気持はよくわかります。
説明したはずなのにと何度となく思ってしまうものです。
ミスしたら注意することも必要です。
ただ、プリセプティが業務でうまくできたところがあれば、褒めてください。
そして指導する時は感情的にならず、理性的にお話しするのが鉄則です。
褒めることも大切
プリセプターの指導は時に厳しいことも必要です。
患者様の命に関わる仕事をしているので当たり前ではありますが、厳しい言葉だけでは自尊心を失わせてしまいます。
ちょっとでも仕事ができるようになったら褒めてみませんか。
例えば、採血手技がうまくなったら「上手くなったね」と声をかけてあげるのです。
嬉しくなりますし、仕事のやりがいも出ます。
メモを見て仕事を確認しているプリセプティに関しても、「きちんとメモを取っているね」と声をかけるだけでも良好な関係を築く第一歩になります。
根拠を持って指導する
厳しく言わなければいけない場面も少なからずあります。
その時は感情的にならず、なぜ指導されなければいけない状況になっているのかを伝えてください。
例えば報・連・相で言うところの報告は患者様の状態の報告・検査結果の報告などがありますが、これをしなければ看護計画が立てられない、と理性的にお話しするのです。
怒りにまかせて話してしまうと、本当に伝えたいことが伝えられなくなりますし、信頼関係も希薄になるので注意しましょう。