思春期保健相談士

思春期保健相談士は一般社団法人日本家族計画協会が認定する資格で、思春期の子供の悩み相談を受け、専門的な知識をもとに対処していくものです。

看護師や養護教諭、少年補導員、カウンセラーなどが取得し、各々の専門的知識と組み合わせて行政機関などで力を発揮しています。

また、コミュニティサイトなどもあり、気軽に悩みを聞くことができる環境を整え、その中でも活動ができるようにしています。

看護師業務に直接関わる資格ではありませんが、小児科などで難しい思春期の患者様もいます。

そういった方に対する接し方なども、思春期保健相談士の資格を取得することで学ぶことができます。

看護師としてパートなどで勤務しながら、思春期保健相談士の業務に携わっている方もいます。

看護師の仕事に活かすのか、それとも思春期保健相談士の仕事に看護師の経験を活かすのか、悩ましいところです。

やりたいことを考えた上で、判断していくことになるでしょう。

取得に向けて特に勉強することはありませんが、専門資格ということを再認識し、現在の仕事の中でもより多く症例を積んでいくことが大切です。

また、一般社団法人日本家族計画協会が主催するセミナーなどに積極的に参加し、より知識を高めていくことも必要です。

まず、思春期保健相談士の資格を取得したからといって、すぐに実践で活躍できるとは限りません。

思春期の子供の心は非常にデリケートですので、なかなか思うようにいかないことも多いと思います。

その中で、勇気をもって正面から受け止めて上げることができるようになると、思春期の子供との距離がぐっと縮まり、やりがいを感じることができるでしょう。

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