血管診療技師(CVT)
日本では近年、血管疾患を抱える方も多くなりつつあります。
このため血管診療技師(CVT)の必要性もより強くなってきているのです。
血管診療技師(CVT)には、高度な専門知識だけでなく、もちろん優れた技術も求められることになります。
またこの資格には5年ごとの資格更新という決まりも設けられていますので、その点も忘れないようにしましょう。
看護師業務への活かし方
血管疾患の治療に力を注ぐ医療機関もありますので、そのような医療機関にとっては、血管診療技師(CVT)へのニーズもより高いと言えるでしょう。
血管診療技師(CVT)ということで、即戦力となることも求められることがあるはずです。
それは時にプレッシャーとなることもありますが、即戦力になれる人材というのはより魅力的な人材と言えますので、今後の看護師としての働き方にもいい影響を与えてくれるのではないでしょうか。
資格取得へ向けて
資格取得の条件
- 看護師、診療放射線技師、準看護師などの資格を持っている方で、看護師などは3年以上の実務経験が、準看護師の場合は5年以上の実務経験が必要。
- 認定講習会へ参加していること
取得に向けての勉強方法
講習会で学んだことを中心に学習していきます。
とくにリンパ管を含む血管疾患に関する基礎知識、血管疾患診療に関する専門知識を中心に学んでください。
また、血管疾患検査に関する実技の審査も行われますが、これは日頃の看護業務の際に務めて技術を磨くようにしておく必要があります。
血管診療技師の大変さとやりがい
血管診療技師(CVT)の場合、5年ごとの資格更新というシステムが設けられているため、その点で大変さを感じることも人によってはあるでしょう。
ただ血管診療技師(CVT)の資格を生かして働く場合には、それは避けては通れない道となります。
このように、大変なこともありますが、スペシャリストとしての誇りというのも出てくるでしょうから、その誇りが自分をもっと輝かせてくれるかもしれません。
看護師という仕事自体、スペシャリストではありますが、そこからさらに細かな部分へと勉学を進めスペシャリストとなったことというのは、やはり誇るべきことと言えます。