抗加齢指導士
抗加齢指導士はアンチエイジング医学に携わる専門資格です。
医師は専門医として認定され、その他、看護師を含む医療従事者が指導士となっています。
近年予防医学の分野が注目されており、予防という面でアンチエイジングや再生医療が用いられるようになってきています。
看護師業務への活かし方
抗加齢指導士を看護師が取得することで、幅広い分野での活躍が期待できます。
まずは美容外科や美容皮膚科のクリニックなどで、アンチエイジング分野の治療に携わることができます。
そして、アンチエイジングクリニックや検診期間などでも、役立つスキルとして重宝されます。
この資格が単体で役立つかというと、必ずしもそうではありませんが、採用に有利に働く職場は多く、資格を取得しておくことで自分自身のキャリアデザインがしやすくなります。
資格取得に向けて
資格取得の条件
- 日本抗加齢医学会の会員であること
- 特定の医療従事者資格を有していること(看護師・臨床検査技師・臨床工学技士など)
- 学会が指定する研修単位を30単位、受験日までに取得すること
取得に向けての勉強方法
まずは、研修に参加しましょう。
その研修で単位を取得していきます。
その後受験の流れとなりますが、有給休暇の消化や職場によっては資格取得支援などもありますので、よく確認しておくと良いでしょう。
勉強内容が医師と同じ領域での話になってきますので、大変難しい内容となっています。
抗加齢に対する知識を習得していくことがまずは重要です。
抗加齢指導士の大変さとやりがい
非常に難しい勉強をしていくことになりますが、自由診療の分野や専門的な分野で活躍することができ、一看護師としてのポジションではなく、更なる高みを目指すことができます。
患者様も保険診療の治療に限界を感じた方も多く、そういった方が免疫機能の改善などで体調が良くなった、という話を聞くと、やりがいを感じることでしょう。