食品衛生管理士
食品衛生管理士は加工物や添加物を含む食品を製造する際に置かれる資格で、食品衛生に関する責任者という位置づけとなります。
この資格は、責任者として加工過程を管理するのが主な業務です。
医師・歯科医師・薬剤師・獣医師は無条件で資格申請の要件を満たしていますが、その他の方はある程度特定分野の方だけになっています。
看護師業務への活かし方
看護師の職場である病棟では、患者様に食事を出しているため、食品を扱っていないわけではありません。
したがって、知識として活かすことができます。
研究を行う場合にも必要な資格となるため、研究に携わる際も役立てるでしょう。
資格取得に向けて
資格取得の条件
- 医師・歯科医師・薬剤師・獣医師
- 大学で医学など特定分野の単位を取得して卒業していること
- 食品衛生管理士養成所を修了していること
- 食品衛生管理士をおく必要がある施設で3年勤務をし、食品衛生管理士養成所を修了していること
取得に向けての勉強方法
食品衛生管理士の勉強法は、市販の書籍や参考書によるオーソドックスな勉強をすることとなります。
出題される範囲は広いため、こつこつと知識を蓄積していく必要があります。
自分で学習する自信がないならば、通信教育講座を受けることによって、理解が促されるように工夫していくとよいでしょう。
出題範囲を一通り学んだら、過去問に何度も取り組むことが有効です。
食品衛生管理士の大変さとやりがい
食品衛生管理士は食品加工の過程を管理することが役割のため、責任は重大です。
製造過程に問題がないかチェックしておく必要があります。
きちんと仕組みが構築されれば問題ありませんが、その仕組みを構築をすることに大変さを感じるでしょう。
管理者として自分がいることが重要と言えるポジションですので、やりがいを感じることは多いでしょう。