内科で働く看護師さんの仕事とは?
内科の勤務先には、総合病院や個人医院などさまざまな場所があります。
内科は、人間の身体全般の治療を行いますが、その中でも多いのは風邪や腹痛などといった誰にでも容易に起こり得る軽い病気の治療です。
しかし、そのなかには大きな病気をもった患者様も含まれているため、慎重な判断が求められます。
症状をいくつも詳しく聞き、あるいは検査を行い、大きな病気でないかを確認する事になります。
内科の診療は病院が通常営業している昼間に行うため、夜勤の必要はないことが多いです。
勤務時間は、勤務先の診療時間などによって左右されます。
内科の主な仕事内容
- 外来診療の補助
患者様に詳しく病状を聞き、医師の診察を補助します。 - 検査など
診察だけでは病名の判断が難しい場合などは、検査を行うことで病気を特定します。
尿検査や採血、検温などの検査を行います。 - 患者様の管理
内科では、患者様を呼び出し、医師の診察を受けさせ、その後検査や処置などを行うという一連の作業を看護師が行う場合があります。
内科で働く看護師の特徴
- 内科に関する専門的な知識と経験が必要
内科には、さまざまな病状の患者様が訪れるため、さまざまな病気に対する知識が必要になります。 - 感染症などに対する注意力
内科にはさまざまな病状の患者様が訪れるため、なかには感染症の患者様もいる可能性があります。感染する病気であるとわかった時には、すぐに感染を拡散させないための処置を行う必要があります。
- 患者様と医師を繋ぐ大切な役割
患者様に中には医師になかなか相談できない人もいます。
そのような患者様に代って医師に報告するなど、患者様が適切な治療を受けられるためのサポートが必要になります。
求められる人材像
内科には、さまざまな病気を抱えた患者様がやってきます。
症状を詳しく聞くことによって、患者様の病状を推察できるような観察力がある看護師が求められます。
その他にも、診察や検査がスムーズに進むように工夫できる力も必要です。
患者様が「この病院を選んでよかった」と思えるような雰囲気づくりをするのも内科の看護師に求められるところです。