甲状腺外科で働く看護師さんの仕事とは?
甲状腺外科の勤務先は主に総合病院などの大きな病院となります。
甲状腺外科では、喉の下の方にある甲状腺の治療を行う所で、主に外科的手術を行います。
甲状腺で手術が必要になる病気は、甲状腺良性腫、甲状腺機能亢進症などがあります。
喉にメスを入れる手術なので大手術となることも少なくありません。
ここで働く看護師は、主に医師のサポートや患者様のケアを行います。
甲状腺外科の主な仕事内容
- 手術の準備と補助
手術に必要な器具を揃え、手術中は医師が手術しやすいように工夫して補助を行います。 - 検査など
手術がより正確に行えるように事前に検査をしておきます。 - 患者様の管理とケア
患者様の体調について観察する他、患者様の不安を解消するためにサポートをしていきます。
甲状腺外科で働く看護師の特徴
- 甲状腺外科に関する専門的な知識と経験が必要
甲状腺についての詳しい知識が必要であるほか、手術に関する知識も必要になります。 - チームワームを高める役割
手術は医師だけが行うものではばく、ほかにもたくさんのスタッフがいてこそ手術ができます。
そのスタッフたちがスムーズな連携していくことができる雰囲気にする事も大切です。 - 夜勤がある
甲状腺外科では手術が行われるため、入院する患者様もいます。
したがって、入院患者様の急変に備えて24時間体制での看護師が必要になるため、夜勤を交代でこなしていくことになります。
求められる人材像
甲状腺外科は、甲状腺の専門的な知識だけでなく手術の知識も必要になります。
それだけではなく、医療の現場は日々進化しており、手術方法もよりよい方法へと進化しています。
この流れについていけるように、常に学ぶ事ができる向上心がある看護師が向いていると言えます。
また、患者様のわずかな体調の変化にも気づくことができる観察力や、患者様の不安を少しでも和らげてあげられるような細やかな心づかいが求められます。
この他、手術はチームワークがカギとなるため、チームワークを高められるような雰囲気づくりができる、明るくポジティブな心をもった看護師が求められています。