乳腺外科で働く看護師さんの仕事とは?
乳腺外科の場合、そこで働く看護師のほとんどは女性です。
女性同士だからこそ相談しやすく、打ち解けやすいものであるため、その利点を活かしながら日頃の看護業務にあたっていきましょう。
乳がんなどの検査や治療法に対しては、深い知識を持っておくことが重要になります。
主な仕事内容
- ボディイメージ変容へのアドバイス
補正下着や乳房再建法などについて説明したり相談に乗ったりします。 - リンパ浮腫予防への対応
リンパ浮腫をどのように予防していくのかをアドバイスします。
またリンパ浮腫の患者様の相談も受け付けます。 - 診断や治療の補助
乳がんや乳腺炎といった病気を診療し、適切な治療を施します。
看護師はそのためにサポートをしていきます。
乳腺外科で働く看護師の特徴
- 検査や治療法に対する知識
乳腺外科で行われる検査はマンモトーム生検やリンパ節生検体などいくつかあるため、看護師はそれらに関する知識を持っています。また治療法も手術や放射線治療といったように豊富であるため、治療法への知識も高まります。
- 上手なアドバイス法を心得ている
乳腺外科の患者様の中には、自身のボディイメージが変わったことに戸惑う方も少なくありません。
そのため、正しいケアの仕方などを説明する能力もより育まれていきます。 - 乳がんに対しての意識の高まり
乳腺外科で看護師として働いていく中で、乳がんへの意識がより高くなっていきます。
このためセルフチェックの方法などにも詳しくなります。
求められる人材像
女性の中には、乳がんによって亡くなる方も少なくありません。
したがって、そのような事例を少しでも減らしていくために、乳がんに対する意識をもっと高く持ってもらおうと取り組むことも求められます。
また乳腺外科は乳腺炎なども対象となるため、それらにも知識を持っておく必要があります。
治療を行っていく際には、専門医師や放射線技師といった面々との協力も欠かせません。チームの輪を乱すことがないよう、協調性がある看護師が向いている職場です。