小児内科で働く看護師さんの仕事とは?
小児内科に勤務する看護師の仕事先には総合病院や個人病院などがあります。
最近は個人病院も多くなっているため、活躍の場は少なくありません。
しかし、少子化が進んでいる昨今、10年、20年先になれば次第に活躍の場は少なくなっていく可能性も否定できません。
小児内科は、お子さんの病気を専門的に治療する所です。
様々な病気がある他、子どもによっても症状は異なります。
また、お子さんは大人のように正しく説明することができないため、病状を正しく読み取るのが難しい分野でもあります。
小児内科の主な仕事内容
- 外来診療の補助
医師が診察する時の補助を行います。
お子さんは泣いたり暴れたりする事もあるほか、医師を見るだけで不安に陥ってしまう子供もいます。そのため、安心させてあげられるようなケアが必要になります。
- 薬の服用や食事の事など生活指導
お子さんには説明を受けて実践する能力がないため、ご家族に薬の服用や生活上での指導を行います。 - 検査など
点滴や注射、採血など検査に関わる全ての業務を行います。
小児内科で働く看護師の特徴
- 小児内科に関する専門的な知識と経験
小児内科の専門的な知識と経験が必要になります。特にお子さんは大人と違って身体が弱いため、細心の注意を払う必要があります。
- お子さんが好きな事
小児内科ではお子さんが治療を受ける事になります。お子さんの扱いに慣れている人、お子さんが好きな人でなければ小児内科で働く事は難しいでしょう。
- 一日あたりの来院する患者数が多い
大人であれば自分で体調管理できるのですが、お子さんはそうはいきません。また、少しの体調不良に思えるものの影に重病が隠れていることも少なくないため、たくさんの患者様が訪れます。
求められる人材像
お子さんは病院と聞くだけで不安な気持ちになるものです。
そのため、お子さんの扱いに慣れており、細かな事まで気づくことができる人、また感染を拡大させないためによりよい対策を瞬時に考える事ができる看護師が求められます。
また、小児内科は一日中忙しい事がほとんどであるため、体力的に自信がある人に向いています。