感染症科で働く看護師の仕事とは?
感染症科は他の診療科目と異なり、専門性のある診療科目です。
感染症の種類や症例を十分に把握することが求められます。
感染症の予防について考え、自ら発言する能力も必要となるため、看護師の仕事としては難しいものが多いです。
しかし、専門的な知識を吸収することができるため、人気のある診療科目でもあるのです。
感染症科の主な仕事内容
- 感染症予防の指導
感染症科において、感染症予防の指導を行うことは非常に重要な仕事の一つです。 - 院内感染対策
病院内で感染症が発生しないように、病院内や病室内を巡回し衛生面などを調べます。 - 感染症予防対策を考案する
感染症予防対策について、チームの中で実際に話し合いを行い、対策法を導き出します。
感染症科で働く看護師の特徴
- 気配りのできる人が多い
感染症科にいる患者様は感染症を患っているため、接し方を考慮しなくてはなりません。
他の看護師と患者様との関わりにも気を配ることが必要です。 - 専門知識に強い
感染症の症例や種類などは非常に多岐にわたるため、それらの特徴をよく理解しておく必要があります。勉強熱心な人が多いのが感染症科の特徴です。
- 想像以上に忙しく厳しい
感染症科ではチームの結束力などが試されるため、少しでもミスを起こせば結束力が乱れてしまいます。しかし、そのような仕事の厳しさの中にもやりがいを見出すことで、仕事への意欲も増すため、さらなるステップアップも望むことができます。
求められる人材像
感染症科はその他の診療科目と異なり、非常に専門的な診療科目になります。
ウイルスや細菌の種類は数が多いため、それらのウイルスや細菌の知識、さらにはそれぞれの感染元への対策の方法や、滅菌するための技術など知識が豊富であることが強く求められています。
そして、感染症科はチームの連携、他の診療科目との連携が必須ですので、お互いの意見を尊重し、協力し合うことを得意とする人材も同時に求められます。