内分泌科で働く看護師さんの仕事とは?
人気の高い内分泌科での看護師の仕事は、主に患者様の治療法の選択や心のケアです。
他の診療科と比べて特徴的なことは、夜勤があまりないということです。自分の時間を持つことができ、体調の管理もしっかりと行うことができるため、人気が高くなっています。
患者様により丁寧にわかりやすく病気と治療法について話す必要があるため、高い説得力が求められます。
内分泌科の主な仕事内容
- 適切な治療法の選択
患者様の症状や、検査の結果に合わせてより適切な治療法を選びます。病名のほとんどは見ただけでは理解しづらいものであるため、病名からすぐに治療法を思い浮かぶほどの知識力が必要になります。
- 病気や治療法の説明
病院を訪れる患者様には様々な個性を持った患者様がいるため、それぞれの患者様に伝わりやすいように工夫を凝らしながら病気や治療法を説明する必要があります。 - 患者様の心のサポート
闘病に対して強い不安を抱く患者様が多いので、そのような不安感を拭い、心をケアすることのできる看護師が求められます。
内分泌科で働く看護師の特徴
- 各病気の症状や治療法などをすぐに思い出すことのできる豊富な記憶力
前述した通り、内分泌科で聞かれる病名は一見見ただけではどのような病気なのか判断しづらいものが多いです。(例:橋本病、クレッシング症候群など)そのため、それぞれの病気が患者様にどのような影響を与えるのか、そしてその治療法などの知識をすぐに頭の中から取り出せるようにしなくてはなりません。
- コミュニケーション能力が高いこと
診療を前に緊張している患者様の気持ちをほぐすことや、病気やその治療法に関する説明を適切に行う必要があります。
求められる人材像
内分泌科の看護師に求められることは、豊富な知識を備えていることです。
知識ばかりが大事とは言えませんが、内分泌科の大きな特徴として挙げられることは、一つの臓器のみを専門としていないということです。
したがって、多岐にわたる病気を取り扱うため、それぞれの病気について広い知識を持っている看護師が求められます。
また、患者様の中には治療法を受け入れてたがらない人もいるため、納得いくまで丁寧に説明を行うことのできる能力が必要になります。