耳鼻咽喉科で働く看護師さんの仕事とは?
耳鼻咽喉科の看護師は、検査に関わる業務が多くなります。
看護師が補助役となる検査もありますが、一方で看護師が担当となる検査もあるため、責任感を持って検査を行う必要があります。
また患者様にはお子さんも多いことから、お子さんとの意思疎通についても考えていかなければなりません。
主な仕事内容
- 診察介助
診察する医師の介助を行い、スムーズな診察へと役立てます。 - 検査補助
その検査には何が必要かをしっかりと把握し、滞りなく検査が進むようにします。 - 化学療法の補助
勤務する耳鼻咽喉科によっては、さらに専門性の高い治療法を採用している場合もあるため、それへの対応も必要です。
耳鼻咽喉科で働く看護師の特徴
- 検査の多さによるスキルアップ
耳鼻咽喉科の特徴として、実施される検査の多さが挙げられます。中には看護師担当のものもあるため、検査についての知識や技術が高まる傾向があります。
- 患者指導も経験する
薬剤の説明が必要になる場合もあるため、その場合には患者様に対して指導を行います。また自宅療養の場合も同様であるため、指導に関するスキル上達も見込めます。
- 点滴や注射の経験は減少傾向
耳鼻咽喉科であっても、点滴や注射を行うこともありますが、他と比較した場合にその回数は少ない場合が多いです。このため点滴などに関してはプチブランクができる可能性もあります。
求められる人材像
耳鼻咽喉科にはお子さんも多く受診します。
大人では何でもない診察や検査でも、お子さんにとっては恐怖を感じることもあるため、そういった時にお子さんの不安を和らげられるような能力も必要です。
また、耳鼻咽喉科には、花粉の時期には患者数が増加する傾向にあり、インフルエンザが流行した時にも突発的な繁忙期に突入することがあります。
そのような特に忙しい時期にも落ち着いて対応できるスキルも求められます。
したがって、幅広い年齢層に対して安定して検査を提供できるスキルや、繁忙期にも冷静に看護を提供できるスキルなどを持っている看護師が求められます。