保育園で働く看護師の仕事を徹底リサーチ
保育園での仕事内容は、乳児のバイタルチェックや衛生管理、ケガをした子供への応急処置等、「子供の安全な日常」を守ることになります。
保育士や保護者などと良好な関係を築き、適切な報告を行えるコミュニケーション能力は必須といえます。
また、子供を相手にする仕事のため、保育園で働く看護師は子供好きであることがほとんどです。
主な仕事内容
- 乳児のバイタルチェック
体温計測ほか体調管理に必要なチェックを行います。 - 園児の体調管理、衛生管理、ケガなどのケア
乳児と同様に健康状態のチェック、衛生管理、園内でケガをした子どもの応急処置、体調不良の園児への対応など、看護師に求められる重要な業務です。 - 園の管理(消毒、清掃、衛生環境の整備ほか)
給食を提供する場合は厨房の衛生管理、消毒など。
衛生環境の整備という意味では害虫の駆除も仕事の範疇に入りますので、ムシが苦手とは言っていられません。
保育園で働く看護師の特徴
- 子どもの相手が好き
そもそも保育園での業務で、子どもたちがたくさんいます。その中で仕事をするわけですから子ども好きでないと必要以上に大変と感じることが多く、長続きしないかもしれません。
- 衛生管理意識が高い
食事を提供する施設ならなおさらですが、小さな子供を預かるのですから、1年を通して衛生管理に気を付けなければなりません。衛生に対する意識が高いことは重要なスキルです。
- 各スタッフとの連携、親との連携がスムーズ
保育士だけでなく、栄養士、調理師など様々なスタッフはもちろん、親と円滑にコミュニケーションを取り、仕事をしやすくする必要があります。
求められる人材像
保育園の看護師には子供に対して優しくすることができ、感受性な豊かさ、学習意欲が旺盛である人が向いています。
また、看護師の免許だけではなく保育士や衛生管理関連の資格を持っておくと良いでしょう。
資格を取らずとも学ぶことは多く、なぜ保育園の看護師として働くのか、将来的に何をしたいのかなど、目的意識を持っていればおのずと必要な知識や技術が見えてきます。
この他、保育士の姿を見ながら子どもたちや親への接し方を学ぶ、保育技術の取得や親との信頼関係の構築などの能力が求められます。
自分の得意な領域だけでなく、学ぶ姿勢を持って業務に向き合える人が求められています。