アンプルカットが怖いです
質問
Question病棟勤務2ヶ月目の新人看護師です。
学生の時にアンプルカットに失敗し大怪我をしてから、アンプルカットが怖くなってしまいました。
働き始めてからも失敗を繰り返していて、先輩にも怒られています。
アンプルカットが簡単に安全にできる方法を教えてください。
回答
Answerアンプルカットで失敗して指をざっくり切ったりすると、次のアンプルカットには恐怖を覚えることでしょう。
それは仕方のないことです。
しかし、アンプルカットで失敗してしまうことは誰もが通りうる道です。
簡単かつ安全にアンプルカットができるコツを学びましょう。
失敗したことを、慎重・安全に行う方法を身につけるチャンスと思いましょう。
アンプルカットのコツ
- アンプルにはカットしやすい場所に丸印がついています。
そこを自分側に向けます。 - アルコールでアンプルの割れ目を消毒しますが、その時に使ったアルコール綿をそのままアンプルの先に移動させ、アルコール綿でアンプルの先をつまむように持ちます。
- 丸い印の少し上に利き手の親指を置き、反対側に人差し指と中指を置き、アンプルの先をアルコール綿でつまみます。
- アンプルの下の部分は利き手の反対の手で持ちます。
- 割る時には、アンプルの先側を上側に引っ張るようにします。
*こうすることで、アンプルの割れ目から手を遠ざけることができ、アンプルの割れ目で指を切ることを防ぎます。
*同時に脇を閉めて行うと、割った時の振動で腕が揺れることを防げるため、割ったアンプルにぶつかることがなくなります。
恐怖心が失敗を招く
また、恐怖心があると失敗のもとになります。
大丈夫と言い聞かせながら自信をもってやってみてください。
脇を閉めて、大きく深呼吸してから息を止めて、ぽきりと割ってみてください。
呼吸により腕が動いて失敗するのを防ぐ為です。
また、割る時に上に持ち上げるようにして、体と反対側に折ると反動で手が戻ってくることを防げるのでおすすめです。
まずは、アンプルを持たずにイメージトレーニングしてみるといいでしょう。
コツと手順を掴めば、きっと上手くいくでしょう。