脳卒中リハビリテーション看護認定看護師
脳卒中治療では症状が進行するのを予防することが重要です。
そのためにはモニタリングや適切なケアといったことが大切となるため、脳卒中リハビリテーション看護認定看護師となる人材にはそれに適応するスキルも求められます。
また機能回復のためのサポートも重要ですので、それにも真摯に取り組んでいかなければなりません。
看護師業務への活かし方
新たに脳卒中リハビリテーション看護認定看護師となる看護師は、年間でおよそ150名です。
脳卒中リハビリテーション看護認定看護師となるために必要な教育機関は、全国どこにでもある訳ではないというのが現状であり、各都道府県によって脳卒中リハビリテーション看護認定看護師の数にはバラつきがあります。
2013年1月16日発表のデータで、まだ一人も脳卒中リハビリテーション看護認定看護師のいない県もあります。
そのような背景があるからこそ、脳卒中リハビリテーション看護認定看護師はこれからの一層求められ、役立っていく資格だと考えられます。
資格取得に向けて
資格取得の条件
- 通算3年以上、脳血管障害患者の多い部署での看護実績を有すること
- 急性期にある脳血管障害患者の看護を5例以上担当した実績を有すること
※現在、脳血管障害患者の多い施設等で勤務していることが望ましい
取得に向けての勉強方法
現時点で全国6校ある教育機関で脳卒中リハビリテーション看護認定看護師になるために学びます。
615時間・6カ月という時間を要し学んでいくため、この研修は後に控える筆記試験への対策にもなってくるでしょう。
脳卒中リハビリテーション看護認定看護師の大変さとやりがい
脳卒中リハビリテーション看護認定看護師が比較的多く誕生している都道府県であっても、その都道府県で働く看護師の人数を考えるとまだまだその数は多いとは言えません。
そのため大変ではありますが、だからこそ脳卒中リハビリテーション看護認定看護師ということは大きなアピールにもなりえるのです。
そして自分が携わる業務にも変化が生じ、それがやりがいにもつながってくれます。