3交代制は看護師にとって夜勤の負担が少ないというのは本当?
質問
Question30代後半の女性看護師です。
看護師歴17年になります。
3交代制の職場もあるようですが、私の職場はずっと2交代制ですので、3交代制を経験したことがありません。
しかし最近、年齢のせいか2交代制の夜勤が負担になってきてしまい、疲れが取れずとても辛く感じています。
この負担を取り除くべく、3交代制の病院に転職したいと思っています。
ですが、3交代制は本当に身体に負担にならないのでしょうか?
不安ですので教えてください。
回答
Answer3交代制ですと、1回の勤務での拘束時間が短くなります。
各シフトで、だいたい8時間勤務します。
1回の拘束時間が16時間程度になることもある2交代制とは、まずその点に大きな違いがあります。
さらに2交代制の場合は夜勤が多いですので、身体にも大きな負担になります。
この点だけを単純に比べると2交代制は何と大変なのだろうと感じますが、1回の勤務時間が長いためその分休息時間も長くなります。
ですから3交代制よりはオンオフの切り替えがしやすいかもしれません。
どちらにもメリットとデメリットはありますから、質問者様に合った勤務形態をじっくりと考えてみてください。
夜勤の負担について
質問者様の場合は、2交代制による夜勤に負担が特に気になっているようですが、その観点から考えますと3交代制のメリットが強まってくるかもしれません。
夜勤に関わる割合はやはり2交代制のほうが多くなります。
3交代制の場合、日勤・深夜勤・準夜勤の後にお休みが来るというのが基本シフトです。
準夜勤の場合、時間帯は16:30~1:00というパターンが一般的になります。
じっくりと考えることの重要性
2交代制がいいのか、それとも3交代制がいいのかというのは看護師にとっての大きな悩みの一つと言えます。
ですからすぐに結論を出すのではなく、両方の特徴をよく理解したうえで比較していきましょう。
ただ質問者様の場合は、3交代制の病院への関心が高まっているようですから、その方向性を意識しながらどちらにするのか考えていってもいいでしょう。
また看護師歴も17年と誇れるものがありますから、その経験を生かせるような求人先を見つけることも大切です。