20代看護師。退職交渉がスムーズに進む時期は?
質問
Question20代前半の女性です。看護師歴は2年です。
職場にいるお局様からのいびりに耐えかねて転職しようと決めました。
でも、今まで退職交渉などしたことがないので、うまくいくのかとても不安です。
看護師の転職について詳しい方に、退職交渉は何月にするとスムーズに進みやすいのか教えてもらいたいです。
回答
Answer職場の人間関係でさぞ気持ちも辛い時期をお過ごしと思います。
それに加えて退職交渉をしようというのはかなり不安が大きいことでしょう。
退職交渉をスムーズに進められるといえば、4月を退職予定日に据えて話し合うのが得策です。
4月は新卒看護師の採用だけでなく既卒者や転職者の入職も重なるタイミングです。
次におすすめなのが、6月や12月です。ボーナスをもらってから次の職場に移るケースが見られる時期であり、人材を集めやすいからです。
個々の職場によっては明らかな繁忙期があるかもしれません。
転職先の事情を考慮し、繁忙期にあたる月はなるべく避けるのもポイントです。
就職や転職活動の動きに合わせて
退職するということは病院からすると次の人材を確保しなければならなくなります。
病院の立場を考えてなるべく退職交渉を進めやすくするには、人材が活発に動く月が退職するのに適しています。
4月は看護学校から卒業した新人ナースが多く就職活動を通して入職するタイミングです。
それに先立って年末や年明けあたりから辞意を伝えておけば、病院側も余裕をもって必要な人材を募集できます。
また、ボーナスが出る6月や12月から前の数ヶ月も、退職して次の職場を探す看護師が転職市場に流入するため、おすすめです。
病院やクリニックによる事情も考慮する
慢性的に人手不足が解消できない事業所であれば、想定よりも大幅に前倒しして退職したい旨を伝えることも大切です。
退職交渉が長引きそうな病院なら、4月退職を目標に秋口から少しずつ準備をするぐらいでないとスムーズな退職が難しいかもしれません。
このほか、患者様の増加する夏場や冬場は業務繁忙ですし、循環器系の疾患が冬場に集中するなど、所属する部署によっても業務が集中しやすい月が考えられます。
自分の希望と病院の都合をすりあわせしつつ、適した月を考えましょう。