面接時の退職理由は正直に言っていいの?
質問
Question20代半ば女性で看護師歴5年です。
初めての転職先では人間関係が上手くいかず2か月で辞めてしまいました。
今回、新しい病院での面接が決まったのですが、退職理由を聞かれたら正直に人間関係が悪かったと言ってもいいのか知りたいです。
回答
Answer人間関係が原因で退職なさったとのことで、面接時に何と言えばいいか気になっていることと思います。
基本的に退職理由は、育児や出産、介護、病気といったやむを得ない事情であれば正直に話して現在の状況を説明すれば良いですが、人間関係やいじめが原因となると極力そのことには触れない方がよいものです。
退職理由はなるべく前向きな理由を述べられるようにしておきましょう。
正直に話さないほうがよい場合もある
「人間関係で上手くいかず」といえば、実際には相手が悪かったのだとしても、対人能力や性格に問題があるととらえられてしまう恐れがあります。
新しい職場で周りの同僚や先輩と上手くやっていけるかというのは最も重視される点ですので、マイナス評価を受けないためにも、なるべく前向きな理由を答えるようにしましょう。
「新しい仕事にチャレンジしてみようと思った」、「別の専門で資格をとろうと思った」といったポジティブな理由を話すだけで、印象はだいぶ違ってきます。
嘘にならない範囲で面接官になるほどと思われるような回答ができると良いと思います。
前向きな退職理由の例
前向きな退職理由にはスキルアップやキャリアアップなどが挙げられます。
スキルアップを理由とするならば、「前院では規模が小さく専門的なスキルを教わる機会が少なかったため、スキルアップのために御院のような環境で働きたいと思った」などと述べる良いと思います。
キャリアアップを理由とするならば、「同じ業務を続けていくことに疑問を覚え、新たな資格の取得を見据えて御院で勤務したいと思った」などと述べると良いでしょう。
このように、退職理由と転職希望先をリンクさせる受け答えが好印象となります。