面接で病院のことは貴院と言っていいですか?
質問
Question20代半ば女性で看護師歴4年です。
今度、病院の面接に行くので面接時のマナーについて色々調べています。
調べてもよくわからないのですが、転職先の病院のことは貴院といっていいのでしょうか。
詳しい敬語の使い方が知りたいです。
回答
Answer面接での言葉遣いについてですね。
面接時には転職先の病院のことは口頭の場合は御院(おんいん)、文面の場合は貴院(きいん)といいます。
例えば、面接時には「御院を志望した理由は~」という使い方をします。
やや格式ばった言い方なので、場合によっては「こちらの病院」といった婉曲な呼び方でも良いかもしれません。
TPOに合あった適切な敬語が使えるようにしましょう。
ここでは、面接時の際に困りやすい点なども挙げておきます。
質問に関して
質問が聞き取れなかったら「もう一度お願いします」と臆せずお願いしましょう。
質問に答えられない場合も「申し訳ありません。分かりません」と答えて問題ありません。
大切なのはちゃんと回答しているという姿勢を示すことなので、聞こえないふりをすることや何も答えないというのだけは避けた方が良いです。
また、多くの病院面接で、面接官に質問する機会が与えられます。
質問がない場合には「特にありません」と答えて構いませんが、気になることや知りたいことがあれば積極的に質問した方が入職の意思を示すことができ、面接官により良い印象を与えることができます。
その他の敬語に関して
その他の敬語で、現代の若い人が間違って使いやすいものを挙げておきます。
「言う」は「申す」、「見る」は「拝見する」、「もらう」は「いただく」、「大丈夫」は「よろしい」などが、良く使う表現である割には正しく使いにくい敬語です。
ただし、完璧な敬語を話したとしてもその場に合っていなければ違和感がでてしまうこともあるので注意が必要です。
面接はフォーマルな非日常的な場ですので慣れない言葉遣いやマナーが要求され、少々ややこしいかも知れません。
敬語の使い方についてホームページなどで一度ざっと見直してみると良いかもしれませんね。