退職前に嫌がらせされるって本当ですか?
質問
Question20代半ばの女性看護師でキャリアは3年です。
今の病棟は忙しすぎるので、退職したいと考えています。
退職願を受理されると嫌がらせを受けると聞くのですが、実際にどんな嫌がらせをされるのか知りたいです。
回答
Answer忙しい病棟に勤めている人ほど、質問者様のように退職時の嫌がらせを心配する気持ちはよくわかります。
それまである程度の問題なく人間関係を築いてきても、いざ退職が決まった途端、看護師長から無視されるようになったり同僚の態度が厳しくなったりというのはよく耳にします。
忙しい病棟であれば日常的に気持ちの余裕のない人も多いでしょうから、質問者様がいなくなって業務のしわ寄せが来ると思えば嫌がらせもしたくなるかもしれません。
退職日が決まっているのであればその日まで、もうあと少しで辞めるのだからと考えて円満退職のために我慢するしかないようです。
嫌がらせの具体例
退職が決まった途端にされる嫌がらせでよくあるのが、めちゃくちゃな勤務表を作って夜勤ばかりを押し付けたり、職場で誰もが嫌がる仕事ばかり申し合わせて押し付けてくるなどがあります。
さらにひどいケースでは、人格を否定するような暴言を繰り返したり、プライベートの根拠もない憶測を病院じゅうに撒き散らされたりします。
もうすぐ辞めていくのになぜだろうと思われるかもしれませんが、劣悪な職場環境の不満のはけ口として退職予定者が選ばれることも多いようです。
医療ミスの心配も
無視されるぐらいはまだかわいいものかもしれません。
もともと看護の現場は女の世界なので、ちょっとした態度が気に入らなかったからと手のひらを返したように態度が豹変することなどよくある話です。
ただし、たとえば無視するのもエスカレートすると患者の情報がチームでシェアできていないばかりか、患者の重大な症状の変化の話が医師や看護師長にも伝わっておらず重大な医療ミスにつながりかねないケースも生まれます。
退職前の嫌がらせが続いた場合、そのような心配も心の片隅に置いて行動するよう努めましょう。