退職するにあたり準備しておくことは?

質問

Question

30代半ばの女性看護師でキャリアは10年になります。

上司が変わり、職場環境がガラっと変わってしまい、もうついていけないところまで来ています。

できるだけ早く辞めようと思っています。
そこで、退職するにあたって、準備しておくことを知りたいです。

回答

Answer

上司が入れ替わり、職場全体の方針が変わることで働きにくくなるのは部下にとっても大変なことです。

まず、退職したい理由を整理してみましょう。

上司の意見との相違に始まる職場の環境の変化に合わせて、給与や勤務時間、休日など待遇面での不満や人間関係はいかがでしょうか?

退職理由を客観視することで、転職活動がスムーズに進みます。
次に、病院の風土や待遇に注目して、転職先の求人情報を探してみます。

そのなかから気になる病院へ一度見学に行くと退職後のイメージがさらに固まりやすくなるでしょう。

転職活動は遅くとも退職の3ヶ月前にはスタートしましょう。

内定が決まり次第、勤務先の看護師長に退職の意志を伝えれば円滑な退職から転職まで進めることができます。

退職後のイメージを固めよう

単に今の病院を辞めたいというだけでは退職しても同じことを繰り返してしまったり、次の就職まで無駄に時間を過ごしてしまうことになりかねません。

次の仕事を見据えつつ、退職の準備を進めることが重要です。

転職活動をすることで、勤務している病院を客観的に見ることにもなり、自分がどういった職場環境を求めているのか気づくことに役立ちます。

退職意思を伝えてからや退職後に仕事を探すより、新しい病院の内定をもらってから退職するほうが気持ちの面でも経済的にも安心です。

退職の準備より転職の準備が大変

退職交渉で時間が掛かるケースが看護師の世界では多いですが、確固とした退職理由を作るためにも転職先の内定を得ることが重要です。

今の病院の不満をそのまま並べても病院側は引き止めに入ることも多いからです。
転職活動は時間も必要ですし、計画も大切です。

退職理由を自分なりに整理して転職活動に力を入れることが、結果として退職そのものの準備となります。

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