警察病院で働く看護師の仕事を徹底リサーチ

警察病院での仕事内容は、普通の総合病院と大きく変わる内容ではないところが多いようです。

施設としては比較的大きな組織であるため、院内研修制度も充実しています。

仕事内容も変わらないことから、復職先として選ばれることも多いようです。

警察病院での主な仕事内容

・医師の医療介助

看護師としての経験を発揮できる職場だといえます。

医師の医療介助において「警察病院だから特別」という仕事があるわけではないためです。

警察病院に限らず、勤務先を変えれば仕事のやり方に多少違いはあるでしょうが、基本的には今まで経験した医療介助業務をそのまま活かしていくことができるでしょう。

・外来診察

かつては警察官やその関係者向けに治療・診察を行っていましたが、現在ではその範囲にとどまらず。

広く、地域住民の方へもその窓口を開いています。

診療科も総合病院と同じような科、施設がそろっています。

警察病院で働く看護師の特徴

・病棟や手術センターにおいては2交代制が多い

・4週8休の病院が多い

・教育プログラムがしっかりしているところが多い

警察病院は、医療法の中で「財団法人」と位置づけられています。

そのため、公務員ではありませんが、保険証は政府管掌保険となっています。

給与や、勤務については公務員に準ずるという規定となっているため、比較的、条件は整っているところが多いようです。

しかし、勤務体制としては普通の総合病院と大きな変わりはないでしょう。

警察病院で働いていると警察職員の来院も多いため、公共の安全を一緒に守っているような意識を持つことができ、やりがいにもつながります。

求められる人材像

警察病院では、通常の看護師に求められる資質に加えさらに高い倫理観と、規律を守る道徳観が求められます。

業務は通常の総合病院に勤務する場合とあまり変わりませんが、周囲の方からは「警察病院で働く看護師」として見られるためです。

警察病院で働く看護師を警察職員の一員のように思ってらっしゃる方もいます。

たとえば「警察」と名がついているため、来院された患者様から、防犯のことなど医療以外のご相談を受けることもあるようです。

そのような場合でも、お相手の身になってご対応することで心理上の不安が取り除かれ、患者様のご健康につながるのではないかと思います。

このように、「警察病院で働く看護師」としての周囲の期待に応えられる資質を持った方が求められます。

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