血液内科で働く看護師さんの仕事とは?
血液内科で働く看護師の勤務先は、主に総合病院など大きな病院となります。
血液内科は、慢性白血病、急性白血病、悪性リンパ腫、鉄欠乏性貧血、再生不良性血液、多発性骨髄腫などを治療します。
血液内科での治療は患者様にとって非常に過酷なものとなりますので、症状の緩和だけでなく精神的な面でも支えていかなければなりません。
血液内科の主な仕事内容
・外来診療のサポート
医師が診察を行う際のサポートを行います。
・医師と患者様の間に立ち患者様に適切な処置を行います
患者様に治療に対して詳しく説明したり、不安を取り除いてあげるなど、医師だけではできないケアをする必要があります。
・患者様への日常生活の指導
患者様が快適に生活できるように、適切な日常生活の送り方を指導します。
血液外科で働く看護師の特徴
・医師と患者様を上手くつなげる事ができる
医師と患者様の間に入り、どちらもサポートできるような配慮が必要になります。
特に、患者様の不安を少しでも解消できるようなおもいやりが大切です。
・血液内科に関する専門的な知識
血液内科の専門的な知識が必要です。
この分野では、感染症の危険性もあるため適切な対処ができるような余裕を持てる事が大切になってきます。
・治療だけでなく心もサポート
患者様の心をケアする事はもちろんの事、同時にご家族の心もケアできるような姿勢が必要です。
求められる人材像
血液内科で求められる人材は、患者様のケアが出来る心の広さと、専門的な知識を学びたいと思う強い向上心を持った人です。
ただ単に業務をこなすだけでなく日頃の看護の中で、もっとこうしたらよいのではないかと考えられるような気持ちの余裕がある人に向いています。
また、医師の指導のもとに患者様をケアしていくため、医師とのコミュニケーションやまわりのスタッフとの連携が重要になってきます。
特殊な環境で治療しなければならない患者様もいますので、転職・転科に際しては経験のある人が優遇されるでしょう。