臨床心理士
看護師として心理学の分野に興味を持った時、取得を考える資格はいくつかあるでしょう。
その一つが臨床心理士です。
臨床心理士は、カウンセラーというとわかりやすいかもしれません。
臨床心理士にとっては、悩みなどを打ち明けやすい雰囲気というものが求められます。
その雰囲気を身につけるために、様々な勉強へと取り組んでいきます。
看護師業務への活かし方
臨床心理士として働く場合は、臨床心理士の資格を持つ看護師としてというよりも、臨床心理士として働くことになるでしょう。
したがって同じ病院で働くという場合でも、看護師としてのポジションではなく、カウンセラーというポジションで日々の仕事に取り組んでいきます。
臨床心理士となった場合には、教育分野での道も見えてきます。
各学校にはスクールカウンセラーが在籍していますが、臨床心理士はそのスクールカウンセラーの資格要件になっています。
資格取得に向けて
資格取得の条件
- 指定大学院を修了し、その他の条件を満たしている方
- 臨床心理士養成の大学院を修了した方
(なお臨床心理士の資格は、通信制の大学でも取得を目指すことができます。)
取得に向けての勉強方法
看護師として働きながら臨床心理士になるためには、上記のように通信制の大学などを利用して学ぶことが必要になります。
また臨床心理士や心理学に関する書籍も多数ありますので、教育課程の教材を軸に勉強を進めていき、それらの関連書籍よく読むことも臨床心理士としては重要になってくるでしょう。
試験自体は60~70%の合格率なのでそれほど問題はないでしょう。
臨床心理士の大変さとやりがい
臨床心理士として勤務していく中で、最初は大変なこともありますが徐々にクライアントから親しみを持たれることもあります。
カウンセリングを開始した時には笑顔も見られなかったようなクライアントが、そのように親しみを持ってくれるとなれば、臨床心理士としてもやりがいというものが感じられるでしょう。
現在、心療内科などを受診される方はとても多くなっています。
だからこそ、クライアントが心を開きたくなるような臨床心理士が求められているのです。
そのように変化に柔軟な姿勢も大切にしていきたいものです。
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